メッセージ・ログレファレンス

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3.1.1 イベント発生部位=CONFIG

イベント発生部位=CONFIGの装置関連の障害およびイベント情報を次の表に示します。

表3-1 イベント発生部位=CONFIGの装置関連の障害およびイベント情報

項番 イベント
レベル
イベント
発生部位
メッセージ
識別子
付加情報
上位4桁
メッセージテキスト
内容
1 E8 CONFIG 00000001 0100 This router is using the cached configuration file because the current configuration file is invalid (<Error>). Fix errors in the current configuration file.
現用構成定義情報ファイルがない,または内容に誤りがあるため,現用構成定義情報ファイルを使用しないで,一時保存構成定義情報ファイル(/config.cache/cache.cnf)を使用して運用しています。<Error>に誤りの内容を表示しています。
[対応]
  1. 運用コマンドのcopy backup-configコマンドを使用して一時保存構成定義情報ファイル(/config.cache/cache.cnf)を現用構成定義情報ファイルにコピーしてください。コピー後構成定義情報の内容を確認して誤りがあれば編集してください。
2 R8 CONFIG 00000001
00000002
00000101
00000102
0100 Configuration file replaced to the correct one with the copy command. This router runs on the correct one.
運用コマンドのcopy backup-configコマンドを使用して現用構成定義情報ファイルの入れ替えを行い,入れ替えた構成定義情報で運用を開始しました。
[対応]
なし。
3 E8 CONFIG 00000002 0100 This router is using the cached configuration file because the size of the current configuration file exceeds its memory capacity .
現用構成定義情報ファイルのファイルサイズが構成定義情報ファイル格納用メモリの上限を超えたため,一時保存構成定義情報ファイル(/config.cache/cache.cnf)を使用して運用しています。
[対応]
  1. 運用コマンドのcopy backup-configコマンドを使用して一時保存構成定義情報ファイル(/config.cache/cache.cnf)を現用構成定義情報ファイルへ入れ替えてください。コピー後構成定義情報の内容を確認し誤りがあれば編集してください。
  2. BCUボードのメモリボードが抜去された可能性があります。BCUボードのメモリ量をチェックしてください。
4 E8 CONFIG 00000101 0100 This router is using the default configuration file because the cached configuration file is invalid (<Error>). Fix errors in the cached configuration file.
一時保存構成定義情報ファイルがない,または内容に誤りがあるため,一時保存構成定義情報ファイルを使用しないで,初期導入時(構成定義未設定の状態)の構成定義情報で運用しています。<Error>に誤りの内容を表示しています。
[対応]
  1. 運用コマンドのcopy backup-configコマンドを使用してホームディレクトリなどに待避してある予備構成定義情報ファイルを現用構成定義情報ファイルにコピーしてください。
  2. 構成定義情報ファイルを待避していない場合は新しく予備構成定義ファイルを作成してください。作成後copy backup-configコマンドを使用して作成した構成定義情報を現用構成定義情報ファイルへ入れ替えてください。
5 E8 CONFIG 00000102 0100 This router is using the default configuration file because the size of the cached configuration file exceeds its memory capacity.
一時保存構成定義情報ファイルのファイルサイズが構成定義情報ファイル格納用メモリの上限を超えたため,初期導入時の構成定義情報(構成定義未設定の状態)で運用しています。
[対応]
  1. 運用コマンドのcopy backup-configコマンドを使用してホームディレクトリなどに待避してある予備構成定義情報ファイルを現用構成定義情報ファイルにコピーしてください。
  2. 構成定義情報ファイルを待避していない場合は新しく予備構成定義ファイルを作成してください。作成後copy backup-configコマンドを使用して作成した構成定義情報を現用構成定義情報ファイルへ入れ替えてください。
  3. BCUボードのメモリボードが抜去された可能性があります。BCUボードのメモリ量をチェックしてください。
6 E8 CONFIG 00010002 0100 RM swap suppressed temporarily. There is a mismatch between the active and standby configuration.
運用系と待機系の現用構成定義情報が異なっているため,一時的に系切り替え機能を抑止しました(待機系だけで表示)。
[対応]
構成定義情報を変更した場合は構成定義コマンドのsaveコマンドで構成定義情報をセーブしてください。
上記以外の場合は運用コマンドのcopy startup-configコマンドを使用して,現用構成定義情報ファイルを待機系現用MCにコピーしてください。なお,コンソールは運用系のRMに接続しログインしてください。
7 E5 CONFIG 00010001 0100 RM swap suppressed temporarily. There is a mismatch between the active and standby configuration.
運用系と待機系の現用構成定義情報が異なっているため,一時的に切り替え機能を抑止しました(運用系だけで表示)。
[対応]
構成定義情報を変更した場合は構成定義コマンドのsaveコマンドで構成定義をセーブしてください。
上記以外の場合は運用コマンドのcopy startup-configコマンドを使用して,現用構成定義情報ファイルを待機系現用MCにコピーしてください。なおコンソールは運用系のRMに接続しログインしてください。
8 R5 CONFIG 00010001 0100 RM swap suppression canceled. The active and standby configuration is identical.
運用系と待機系の現用構成定義情報が一致したため,系切り替え機能の抑止を解除しました(運用系だけで表示)。
[対応]
なし。
9 R8 CONFIG 00010002 0100 RM swap suppression canceled. The active and standby configuration is identical.
運用系と待機系の現用構成定義情報が一致したため,系切り替え機能の抑止を解除しました(待機系だけで表示)。
[対応]
なし。
10 R5 CONFIG 00010003 0100 Simplex mode is selected. Therefore, it is ignored a mismatch between the active and standby configuration.
一重化モードになりました。したがって運用系と待機系の現用構成定義情報の不一致を無視します(運用系でだけ表示)。
[対応]
なし
11 R5 CONFIG 00010004 0100 RM swap suppression by the mismatch of configuration canceled.
現用構成定義情報の不一致による系切り替え機能の抑止を解除しました(運用系でだけ表示)。
[対応]
なし。
12 E3 CONFIG 00010005 0100 There is a mismatch between the active and standby configuration.
運用系と待機系の現用構成定義が異なっています。
[対応]
構成定義情報を変更した場合は構成定義コマンドのsaveコマンドで構成定義情報をセーブしてください。上記以外の場合は運用コマンドのcopy startup-configコマンドを使用し,現用構成定義情報ファイルを待機系現用MC にコピーしてください。なお,コンソールは運用系のRMに接続しログインしてください。
13 E3 CONFIG 00010006 0100 The active and standby configuration is identical.
運用系と待機系の現用構成定義情報が一致しました。
[対応]
なし。
14 E3 CONFIG 00010007 0100 Simplex mode is selected. Therefore, it is ignored a mismatch between the active andstandby configuration.
一重化モードになりました。したがって運用系と待機系の現用構成定義情報の不一致を無視します(運用系でだけ表示)。
[対応]
なし。
15 R8 CONFIG 00010008 0100 RM swap suppression by the mismatch of configuration canceled.
現用構成定義情報の不一致による系切り替え機能の抑止を解除しました(待機系でだけ表示)。
[対応]
なし。
16 E3 CONFIG 00010009 0100 There is a mismatch between the active and standby configuration.
運用系と待機系の現用構成定義が異なっています。
[対応]
構成定義情報を変更した場合は,構成定義コマンドのsaveコマンドで構成定義情報をセーブしてください。上記以外の場合は運用コマンドのcopy startup-config コマンドを使用して,現用構成定義情報ファイルを待機系現用MC にコピーしてください。なお,コンソールは運用系のRM に接続しログインしてください。
17 E3 CONFIG 0001000a 0100 The active and standby configuration is identical.
運用系と待機系の現用構成定義情報が一致しました。
[対応]
なし。
18 E3 CONFIG 00020001 0130 RP defined in the configuration cannot be found. Use the right type of RP as defined in the configuration.
現用構成定義情報ファイルで定義されたLineに対応したNIFを制御するRPボードが実装されていません。
[対応]
現用構成定義情報ファイルのLine情報のNIF番号と,RPボードの実装との対応を確認してください。
NIF番号とRPボードの実装との関係については,「運用ガイド 4.4 ボードの実装状態を確認する」を参照してください。
19 E3 CONFIG 00020101 0140 NIF defined in the configuration file is not found. Check whether the NIF board is mounted.
現用構成定義情報ファイルで定義されたLine情報に対応するNIFボードが実装されていません。
[対応]
現用構成定義情報ファイルで定義されたLine情報に対応するNIFボードが実装されているか確認してください。
Line番号とNIFボードの実装との関係については,「運用ガイド 4.4 ボードの実装状態を確認する」を参照してください。
20 E3 CONFIG 00020102 0140
0150
A kind of NIF is unmatched between configuration file and mounted NIF board. Check mounted NIF board and configuration file.
実装されたNIFボードの種別が現用構成定義情報ファイルで定義されたLine情報と異なっています。
[対応]
現用構成定義情報ファイルで定義されたLINE情報と実装しているNIFボードの種別を確認してください。
LINE番号とNIFボードの実装との関係については,「運用ガイド 4.4 ボードの実装状態を確認する」を参照してください。
同NIFの未定義の回線にLINE情報の追加を行う場合は,誤っているLINE情報の削除を行った後に追加を行うようにしてください。
21 E3 CONFIG 00020201 0150 Line number specified in the configuration file is not found on the mounted NIF. Replace the NIF or change the line number defined in the configuration file.
現用構成定義情報ファイルで定義されたLine番号は該当NIFボード上にありません。
[対応]
構成定義情報のLine番号を変更してください。
22 E3 CONFIG 00020301 0151 Timeslot number specified in the configuration file is not acceptable on the mounted NIF. Replace the NIF or change the timeslot number in the configuration file.
現用構成定義情報ファイルで定義されたタイムスロット番号は,該当NIFボードでは使えません。
[対応]
構成定義情報のタイムスロット番号を変更してください。
23 E3 CONFIG 00030001 0100 This router restarted due to the change in the timezone configuration.
タイムゾーンの構成定義情報が変更されたことによって,本装置は再起動しました。
[対応]
なし。
24 E3 CONFIG 00030002 0100 "Configure" is already exit due to RM changed from active to standby.
運用系から待機系に系交替したため,構成定義情報の編集を終了しました。
[対応]
なし。
25 E3 CONFIG 00030003 0100 Compiling of the configuration file is possible.
構成定義情報が編集可能になりました。
[対応]
なし。
26 E3 CONFIG 00030004 0100 Synchronization started due to the inconsistency in the configuration file between the active and the standby.
運用系と待機系の間の構成定義情報が不一致のために同期をとります。
27 E3 CONFIG 00030005 0100 Synchronization succeeded between the active and the standby.
運用系と待機系で構成定義情報の同期が取れました。
28 E3 CONFIG 00040001 0100 SSH is defined in configuration file for SSH
by the state where it does not install.
SSHが未インストール状態で,SSHの構成定義情報が定義されています。

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