運用コマンドレファレンス Vol.1

reload

［機能］

装置を再起動します。

［入力形式］

reload [{secondary | stop}] [{no-dump-image | dump-image}] [-f]

［パラメータ］

secondary

MCスロット1を優先してソフトウェアを再起動します。

no-dump-image

ログ，ダンプを採取しません。

dump-image

ログ，ダンプを採取します。

-f

確認メッセージなしでコマンドを実行します。

stop

再起動せずに停止します。

［使用者レベル］

一般ユーザ

［実行例］

装置を再起動します。

>reload [Enter]キー押下

reloadコマンド起動時，ログ情報採取再起動確認メッセージを表示します。

Writing log information to MC and restart (y/n):_

ここで‘y’を入力した場合は，再起動受付メッセージを表示し，ログ情報をMCに書き込んでから再起動します。また，すでにダンプ情報が採取されている場合には，

act:old dump file(rmdump   01/01 00:00) delete OK? (y/n):_

が表示されます。ここで，‘y’を入力すると従来のダンプファイルを削除します。

ここで，‘n’を入力した場合，再起動はせずコマンド入力待ちに戻ります。

ここで‘n’を入力した場合，再起動をせず確認メッセージを表示します。

Restart OK? (y/n):_

ここで‘y’を入力した場合，再起動受付メッセージを表示し，ログ情報をMCに書き込まずに再起動します。‘n’を入力した場合，再起動はせずコマンド入力待ちに戻ります。

［ユーザ通信への影響］

あり

［応答メッセージ］

表10-7　reloadコマンドのメッセージ一覧

メッセージ	内容
Disconnected standby rm.	待機系RMが未実装か，または待機系RMへのアクセスに失敗しました。待機系の状態を確認してください。
Now, system is simplex mode.	一重化モードのため，待機系RMに対して実行できません。
Can't execute.	その他の要因で，コマンドを実行できません。
Can't execute restarting of standby RM because standby RM is not ready.	待機系RMが未実装か，または待機系RMへのアクセスに失敗しました。待機系の状態を確認してください。

［注意事項］

再起動中は通信が中断します。またMCにアクセスしますので，MCに触らないでください。

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