運用コマンドレファレンス Vol.1

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delete

[機能]

本装置用のMC上のファイルを復元可能な形式で削除します。削除可能なファイル数の上限はMCあたり64ファイルまでです。

[入力形式]

delete <file-name>

[パラメータ]

<file-name>
削除するファイルのファイル名を指定します。

[使用者レベル]

一般ユーザ

[実行例]

ファイルを回復可能な形式で削除します。

図8-5 ファイルのdelete

> delete userfile [Enter]キー押下
>
 

[ユーザ通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

deleteコマンドのコマンド応答メッセージを「表8-7 deleteコマンドの応答メッセージ一覧」に示します。

表8-7 deleteコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ 内容
delete: Delete command can not be used this MC. (<code>) 当該MCでは本コマンドは使用できません。(<内部コード>)
delete: Directory is specified. ディレクトリが指定されています。
delete: No MC file is specified. 指定されたファイルが存在しません。
delete: No such file or directory. 指定されたファイルが存在しません。または現在のディレクトリが有効では有りません。
delete: Not enough MC space. 本コマンドを実行するためのMC上の空き領域が不足しています。
delete: Permission denied. 指定したファイルへの削除権限がありません。
delete: Specify file name. ファイル名を指定してください。

[注意事項]

  1. 本コマンドではMC上のファイルだけが操作可能です。Ramディスク上(メモリ上)のファイルは操作できません。
  2. MC上に回復可能形式でファイルを格納する十分な空きが無い場合は本コマンドでの削除はできません。
  3. 本コマンドで削除したファイルを回復する場合はundeleteを使用します。
  4. 本コマンドで削除したファイルを完全に消去する場合はsqueezeを使用します。
  5. 本コマンドで削除したファイルを確認する場合はdirコマンドを使用します。
  6. 本装置用のMC以外に対して本コマンドを実行した場合の動作は保障外です。

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