運用コマンドレファレンス Vol.1

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erase startup-config

[機能]

現用構成定義情報ファイルの内容を初期導入時に戻します。

[入力形式]

erase startup-config

[パラメータ]

なし

[使用者レベル]

ルータ管理者

[実行例]

現用構成定義情報ファイルの内容を初期導入時に戻す。

# erase startup-config
Do you wish erase current configuration file (y/n):

ここでyを入力するとコマンドが実行されます。

#

[ユーザ通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

なし

[注意事項]

  1. 本コマンドを実行すると運用中のポートはすべて運用を停止します。ネットワーク経由でログインしている場合は本コマンドを実行するとセッションが切れますのでご注意ください。
  2. 構成定義情報ファイルを編集中の場合は本コマンドを使用することができません。編集中の構成定義情報ファイルをクローズ後,本コマンドを使って構成定義情報ファイルを初期導入時に戻してください。
  3. 二重化で運用している装置で構成定義情報ファイルを初期化した場合,一時的に運用系と待機系の構成定義情報に差分が生じるため,系交替が抑止されたそのメッセージが表示される場合があります。
  4. IPルーティングプロトコル情報・IPマルチキャストプロトコル情報を変更し,「構成定義コマンドレファレンス Vol.1 apply」を実行していない場合,本コマンドを入力するとコマンドの実行前にapplyサブコマンドを自動で実行し,変更したIPルーティングプロトコル情報・IPマルチキャストルーティングプロトコル情報が運用に反映されます。

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