運用コマンドレファレンス Vol.1

enable

［機能］

ユーザレベルを一般ユーザからルータ管理者に変更します。

［入力形式］

enable

［パラメータ］

なし

［使用者レベル］

一般ユーザ

［実行例］

ユーザレベルをルータ管理者に変更します。

> enable [Enter]キー押下
password: ******
#

パスワードの認証に成功した場合，ルータ管理者のプロンプト(#)を表示します。ルータ管理者になった後，構成定義コマンドなどを実行することができます。

［ユーザ通信への影響］

なし

［応答メッセージ］

enableコマンドのコマンド応答メッセージを「表2-1　enableコマンドのメッセージ一覧」に示します。

表2-1　enableコマンドのメッセージ一覧

メッセージ	内容
Can't execute this command in standby rm.	このコマンドは待機系で実行できません。
Sorry	パスワード投入エラーのため，ルータ管理者になることはできません。

［注意事項］

1. 初期導入時にはパスワードが設定されていません。セキュリティ低下を防ぐためpasswordコマンドでパスワードを設定することをお勧めします。

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