構成定義コマンドレファレンス Vol.1
本書の記述について
各コマンドの機能やシンタックスは以下の形式に従って記述しています。
[機能]
コマンドの使用用途を簡単に記述しています。
[入力モード]
構成定義コマンドおよびサブコマンドの入力モードを記述しています。
[入力形式]
コマンドの使用方法を説明しています。コマンドは以下の形式で構成されています。
操作コマンド名 コマンド [コマンド引数] [オプション]
それぞれの間は一つ以上のスペースで区切ります。
- 操作コマンド:
- 操作コマンドの一覧は「表1-1 構成定義操作コマンド一覧」をご参照ください。
- コマンド:
- コマンドの一覧は「表1-2 構成定義コマンド一覧」をご参照ください。
- コマンド引数:
- <>で囲まれていない文字はそのまま入力文字となります。
- 名前(<Line Name>,<Timeslot Name>,<Traffic Name>,<DLCI Name>,<VC Name>,<Group Name>,<DLCI-Group Name>,<VC-Group Name>,<Filter-Group Name>,<Queue-List Name>,<IP-List-Group Name>,<Tunnel Name>,attribute-list attribute-filter<Id>,attribute-list set-attribute<Id>,network-filter name<Id>,route-filter name<Id>)として使用可能な文字列は先頭が英字の14文字以内の英数字と"−"(ハイフン),"_"(アンダースコア),"."(ピリオド)です。なお,「構成定義コマンドレファレンス Vol.2 付録A 予約語一覧」に示した予約語は名前として使用できません。
- {A|B}は,「AまたはBのどちらかを選択」を意味します。
- []で囲まれたオプションやコマンド引数は「省略可能」を意味します。
- オプション:
- 任意の文字で構成されているパラメータです。また,ハイフン(−)およびアンダースコア(_)などの特殊記号を除いた入力を行った場合も同等のオプションとして扱います。
(例)router remote_access 192.168.0.1と
router remoteaccess 192.168.0.1は同じ入力として扱います。
- {A|B}は,「AまたはBのどちらかを選択」を意味します。
- []で囲まれたオプションやコマンド引数は「省略可能」を意味します。オプションを省略した場合,前に指定した値が有効となります。
- オプションは0個以上,任意の順序で指定できます。
- エラーメッセージにはハイフン(−)やアンダースコア(_)などの特殊記号を除いた文字を表示します。
- IPアドレスやサブネットマスクは1バイトずつ10進で表し,その間をドット(.)で区切ります。
(例)192.168.0.1
255.255.255.0
- IPv6アドレスは2バイトずつ16進数で表し,この間をコロン(:)で区切ります。
(例)3ffe:501:811:ff03::87ff:fed0:c7e0
- IPv6リンクローカルアドレスは16進数のアドレス後部にパーセント(%)をはさんでインタフェース名称を指定します。
(例)fe80::200:87ff:fe5a:13c7%Department1
- MACアドレスは1バイトずつ16進で表し,その間をコロン(:)で区切ります。
(例)02:11:22:33:44:55
[サブコマンド入力形式]
構成定義コマンドのサブコマンドの使用方法を説明しています。形式は[入力形式]と同じです。
[モード階層]
その構成定義コマンドがモード移行コマンドの場合,モードの階層を記述しています。説明しているサブコマンドの入力モードを太字表示しています。
[パラメータ]
コマンドで取り扱うコマンド引数またはオプションの詳細を説明しています。
[サブコマンド]
サブコマンドで取り扱うコマンド引数またはオプションの詳細を説明しています。
[入力例]
コマンド使用方法の例を適宜に挙げています。
運用構成定義情報を編集すると,プロンプトの先頭にエクスクラメーションマーク(!)が付きますが,[入力例]の記述では省略します。
[関連コマンド]
関連するコマンドを適宜に挙げています。
[注意事項]
コマンドの使用上の制限など注意する事項について記述しています。
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