構成定義ガイド
- [設定内容の概要]
- PIM-DMプロトコルでは動作可能なマルチキャストの最大インタフェース数をpim構成定義コマンドのmax-interfacesパラメータにより変更することができます。ただし,max-interfacesパラメータを変更して運用に反映させるためには,IPマルチキャストルーティングプログラムを再起動させる必要があります。ここではmax-interfacesパラメータの変更手順を示します。
- [max-interfacesパラメータ値を増やす変更手順]
- <現用構成定義情報ファイルを編集する場合>
- pimコマンドにより,max-interfacesパラメータの値を変更(大きく)する。
- applyコマンドを実行する。
- 「運用コマンドレファレンス Vol.2 restart ipv4-multicast」を実行する。
- pimコマンドにより,PIM-DMインタフェースの定義を追加する。
PIM-DMインタフェースは,1.で設定したmax-interfacesパラメータ値の数まで追加できます。
- saveコマンドを実行する。
- <予備構成定義情報ファイルを編集する場合>
- pimコマンドにより,max-interfacesパラメータの値を変更(大きく)する。
- pimコマンドにより,PIM-DMインタフェースの定義を追加する。
PIM-DMインタフェースは,1.で設定したmax-interfacesパラメータ値の数まで追加できます。
- saveコマンドを実行する。
- [max-interfacesパラメータ値を減らす変更手順]
- <現用構成定義情報ファイルを編集する場合>
- delete pimコマンドにより,不要なPIM-DMインタフェースの定義を削除する。
PIM-DMインタフェースは,2.で設定するmax-interfacesパラメータ値の数まで削除する必要があります。
- pimコマンドにより,max-interfacesパラメータの値を変更(小さく)する。
- applyコマンドを実行する。
- ipコマンドから,restart ipv4-multicastコマンドを実行する。
- saveコマンドを実行する。
- <予備構成定義情報ファイルを編集する場合>
- delete pimコマンドにより,不要なPIM-DMインタフェースの定義を削除する。
PIM-DMインタフェースは,2.で設定するmax-interfacesパラメータの値の数まで削除する必要があります。
- pimコマンドにより,max-interfacesパラメータの値を変更(小さく)する。
- saveコマンドを実行する。
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