構成定義ガイド

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3.4.1　configure(config)コマンド

構成定義情報を編集する場合は，enableコマンド（「運用コマンドレファレンス Vol.1　enable」参照）を実行してルータ管理者になってください。

図3-5　ルータ管理者になるまで

> enable         … enableコマンドでルータ管理者になる
#

ルータ管理者になったあと，configureコマンドまたはconfigure terminalコマンドを入力すると，プロンプトは“(config)#”になります。

＜例＞
# configure
(config)# router -location "Tokyo office"

構成定義情報を編集する場合，メモリ上の運用構成定義情報を編集するのか，予備構成定義情報ファイルを編集するのかを指定します。これはconfigureコマンドのパラメータによって選択します。メモリ上の運用構成定義情報の編集開始例を「図3-6　メモリ上の運用構成定義情報の編集開始例」に，予備構成定義情報ファイルの編集開始例を「図3-7　予備構成定義ファイルの編集開始例」に示します。

図3-6　メモリ上の運用構成定義情報の編集開始例

 
> enable
# configure …………………… メモリ上の運用構成定義情報の編集を開始
(config)#

図3-7　予備構成定義ファイルの編集開始例

 
> enable
# configure file new.cnf ……… 予備構成定義情報ファイル(new.cnf)の編集を開始
(config)#

初期導入時や構成定義情報ファイルを新規に作成する場合は，タイプ1階層入力形式で作成されます。

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