運用コマンドレファレンス Vol.3


restart bfd

BFDプログラムを再起動します。

[入力形式]

restart bfd [-f] [core-file]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

-f

再起動確認メッセージを出力しないで,BFDプログラムを再起動します。

本パラメータ省略時の動作

確認メッセージを出力します。

core-file

再起動時にBFDプログラムのコアファイル(bfdd.core)を出力します。

本パラメータ省略時の動作

コアファイルを出力しません。

すべてのパラメータ省略時の動作

再起動確認メッセージを出力したあと,BFDプログラムを再起動します。

[実行例]

図15‒6 BFDプログラムの再起動
> restart bfd
Are you sure you want to restart the BFD program? (y/n): y
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表15‒9 restart bfdコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

The command cannot be executed because the connection to a BFD program failed.

BFDプログラムとの通信が失敗しました。コマンドを再実行してください。

The command cannot be executed. Try again.

コマンドを実行できません。再実行してください。

The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration.

このコマンドはRADIUSサーバ,TACACS+サーバ,またはコンフィグレーションで承認されていません。

[注意事項]

  1. コアファイルがすでに存在する場合は無条件で上書きするため,必要に応じてファイルをあらかじめバックアップしておいてください。出力先およびファイル名は次のとおりです。

    • ディレクトリ:/usr/var/core/

    • ファイル名:bfdd.core

  2. BFDプログラムの再起動中もBFDの通信は継続しますが,BFDセッション状態の変化は再起動完了後まで反映されません。

  3. BFDプログラムの再起動中にBFDセッション状態が変わると,システムメッセージを出力できなかったり,SNMP通知を送信できなかったりすることがあります。