運用コマンドレファレンス Vol.2


restart storm-control

ストームコントロールプログラムを再起動します。

[入力形式]

restart storm-control [-f] [core-file]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

-f

再起動確認メッセージを出力しないで,ストームコントロールプログラムを再起動します。

本パラメータ省略時の動作

確認メッセージを出力します。

core-file

再起動時にストームコントロールプログラムのコアファイル(stmctld.core)を出力します。

本パラメータ省略時の動作

コアファイルを出力しません。

すべてのパラメータ省略時の動作

再起動確認メッセージを出力したあと,ストームコントロールプログラムを再起動します。

[実行例]

図12‒1 ストームコントロールプログラムの再起動
> restart storm-control
Are you sure you want to restart the storm control program? (y/n): y
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表12‒1 restart storm-controlコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

The command cannot be executed. Try again.

コマンドを実行できません。再実行してください。

The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration.

このコマンドはRADIUSサーバ,TACACS+サーバ,またはコンフィグレーションで承認されていません。

The storm control program is not running.

ストームコントロールプログラムが起動していません。コンフィグレーションを確認してください。

[注意事項]

  1. コアファイルがすでに存在する場合は無条件で上書きするため,必要に応じてファイルをあらかじめバックアップしておいてください。出力先およびファイル名は次のとおりです。

    • ディレクトリ:/usr/var/core/

    • ファイル名:stmctld.core