運用コマンドレファレンス Vol.2


clear loop-detection statistics

L2ループ検知の統計情報をクリアします。

[入力形式]

clear loop-detection statistics [port <port list>] [channel-group-number <channel group list>]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

port <port list>

指定したポート(リスト形式)のL2ループ検知の統計情報をクリアします。<port list>の指定方法および値の指定範囲については,「パラメータに指定できる値」を参照してください。

本パラメータ省略時の動作

ポートを限定しないでL2ループ検知の統計情報をクリアします。

channel-group-number <channel group list>

指定したチャネルグループ番号(リスト形式)のL2ループ検知の統計情報をクリアします。<channel group list>の指定方法については,「パラメータに指定できる値」を参照してください。

本パラメータ省略時の動作

チャネルグループを限定しないでL2ループ検知の統計情報をクリアします。

すべてのパラメータ省略時の動作

すべてのL2ループ検知の統計情報をクリアします。

[実行例]

図11‒4 L2ループ検知の統計情報のクリア
> clear loop-detection statistics
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表11‒7 clear loop-detection statisticsコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

L2 loop detection is not configured.

L2ループ検知が設定されていないか,または機能が有効になっていません。コンフィグレーションを確認してください。

The command cannot be executed in the standby system.

このコマンドは待機系では実行できません。

The command cannot be executed. Try again.

コマンドを実行できません。再実行してください。

The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration.

このコマンドはRADIUSサーバ,TACACS+サーバ,またはコンフィグレーションで承認されていません。

The connection with the L2 Loop Detection program failed. Retry the command.

L2ループ検知プログラムとの通信に失敗しました。コマンドを再実行してください。

[注意事項]

  1. L2ループ検知を無効にすると統計情報はクリアされます。

  2. 本コマンドで統計情報をクリアするとSNMPで取得するMIB情報もクリアされます。