運用コマンドレファレンス Vol.2


dump protocols snooping

IGMP/MLD snoopingプログラムで採取している制御情報をファイルへ出力します。

[入力形式]

dump protocols snooping

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

なし

[実行例]

図6‒16 制御情報を出力する
> dump protocols snooping
>

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表6‒14 dump protocols snoopingコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

A program error occurred. Retry the command. (error = <error message>)

プログラムエラーが発生しました。コマンドを再実行してください。

<error message>:

write(ソケット通信による書き込みエラー)

read(ソケット通信による読み込みエラー)

select(ソケット通信のselectのエラー)

The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration.

このコマンドはRADIUSサーバ,TACACS+サーバ,またはコンフィグレーションで承認されていません。

The command failed because the IGMP/MLD snooping program is not running. (command = <command>)

IGMP/MLD snoopingプログラムが起動していないため,コマンドが失敗しました。IGMP snoopingまたはMLD snoopingが有効になっているにもかかわらずこのメッセージが出る場合は,IGMP/MLD snoopingプログラムの再起動を待って,コマンドを再実行してください。

<command>:入力したコマンド名

The PID file of the IGMP/MLD snooping program is invalid. (file = <file name>)

IGMP/MLD snoopingプログラムのPIDファイルが不正です。

<file name>:PIDファイル名

[注意事項]

  1. 指定ファイルがすでに存在する場合は無条件で上書きするため,必要に応じてファイルをあらかじめバックアップしておいてください。出力先およびファイル名は次のとおりです。

    • ディレクトリ:/usr/var/mrp/

    • ファイル名:snoopd_trace.gz

    • ファイル名:snoopd_dump.gz