運用コマンドレファレンス Vol.1


df

内蔵フラッシュメモリの空き領域を表示します。

[入力形式]

df [<option>] [<file name>]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

<option>

-t:ファイルシステムのタイプを指定します。

本パラメータ省略時の動作

すべてのタイプのファイルシステムを表示します。

<file name>

指定したファイルまたはディレクトリが存在するファイルシステムを表示します。

本パラメータ省略時の動作

装置内のファイルシステムを表示します。

すべてのパラメータ省略時の動作

装置内のすべてのタイプのファイルシステムを表示します。

[実行例]

図14‒14 装置内のすべてのタイプのファイルシステムを表示
> df
Filesystem   1K-blocks       Used      Avail %Cap Mounted on
/dev/md0a        162731     152452      10279  93% /
/dev/md1a         61527       2364      56087   4% /var
/dev/wd0a       1687598       3314    1599906   0% /config
/dev/wd0e        329232          0     329232   0% /dump0
/dev/wd0f       1121758          6    1065666   0% /dump1
/dev/wd0h       3176782     521156    2496788  17% /mc0
/dev/wd0g        144439       1873     135345   1% /log
mfs:88           456503       1154     432524   0% /tmp
mfs:1836          89295      79928       4903  94% /tmp/log
standbyfs:0           1          1          0 100% /standby
>

[表示説明]

表14‒7 dfコマンドの表示内容

表示項目

表示内容

Filesystem

ファイルシステム名を表示します。

1K-blocks

ファイルシステムの領域をKB単位で表示します。

Used

使用中の領域をKB単位で表示します。

Avail

未使用の領域をKB単位で表示します。

%Cap

割り当て領域の使用率を表示します。

Mounted on

マウント先を表示します。

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表14‒8 dfコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration.

このコマンドはRADIUSサーバ,TACACS+サーバ,またはコンフィグレーションで承認されていません。

[注意事項]

なし