運用コマンドレファレンス Vol.1


clear counters nif

NIF配下の統計情報を0クリアします。

[入力形式]

clear counters nif [<nif no.>]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

<nif no.>

NIF番号を指定します。指定できるNIF番号の値の範囲は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。

本パラメータ省略時の動作

本装置内の全NIFが指定対象となります。

[実行例]

なし

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表12‒6 clear counters nifコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

The command cannot be executed in the standby system.

このコマンドは待機系では実行できません。

The command cannot be executed. Try again.

コマンドを実行できません。再実行してください。

The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration.

このコマンドはRADIUSサーバ,TACACS+サーバ,またはコンフィグレーションで承認されていません。

The NIF number is invalid. (NIF number = <nif no.>)

NIF番号が範囲外です。指定パラメータを確認してください。

<nif no.>:NIF番号

[注意事項]

  1. show interfacesコマンドの次の情報を0クリアします。

    • 送信/受信統計情報

    • 送信系エラー統計情報

    • 受信系エラー統計情報

    • 障害統計情報

  2. 統計情報のカウンタを0クリアしてもSNMPで取得するMIB情報の値は0クリアされません。

  3. 次の場合,すべての表示項目がクリアされます。

    • PSUの再起動時

    • PSUのハードウェア障害時

    • PSUに対して,inactivate psuコマンドでinactive状態を指示した場合

    • PSUに対して,コンフィグレーションコマンドno power enableでdisable状態を指示した場合

    • NIFの再起動時

    • NIFのハードウェア障害時

    • NIFに対して,inactivate nifコマンドでinactive状態を指示したあとに,activate nifコマンドでinactive状態の解除を指示した場合

    • NIFに対して,コンフィグレーションコマンドno power enableでdisable状態を指示したあとに,コンフィグレーションコマンドpower enableでdisable状態の解除を指示した場合