運用コマンドレファレンス Vol.1


ls

カレントディレクトリに存在するファイル・ディレクトリを表示します。

[入力形式]

ls [<option>] [<names>]
ls mc-dir

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

<option>

-a:カレントディレクトリの中身を隠しファイルも含めて,すべて表示します。

-l:ファイル・ディレクトリに関係する詳細な情報を表示します。

-1:数字の1を指定すると,1行につき1ファイルを表示します。

本パラメータ省略時の動作

隠しファイルや詳細な情報は表示しません。

<names>

ファイル名またはディレクトリ名を指定します。

本パラメータ省略時の動作

カレントディレクトリの中身を一覧表示します。

mc-dir

MC上のファイル一覧を表示します。

[実行例]

MC上のファイル一覧を表示します。

>ls mc-dir

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表4‒8 lsコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

The command cannot be executed. Try again.

コマンドを実行できません。再実行してください。

The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration.

このコマンドはRADIUSサーバ,TACACS+サーバ,またはコンフィグレーションで承認されていません。

The memory card is busy.

ほかのプロセスがMCにアクセスしています。時間をおいて再実行してください。

The memory card was not found.

MCが搭載されていません。

MCが正しく装置に挿入されているか確認してください。

装置のメモリカードスロットにほこりが付着していないか確認してください。ほこりが付着しているときは,乾いた布などでほこりを取ってから再度MCを挿入してください。

[注意事項]

  1. mc-dirパラメータは,MCが入っていない場合は指定できません。

  2. mc-dirパラメータを指定すると,コマンド実行中は装置のACC LEDが点灯します。ACC LED点灯中はMCを抜き挿ししないでください。