type bfd
トラック種別にBFD監視を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定
type bfd [multihop [source-interface loopback <loopback id>]]
- 情報の削除
no type
[入力モード]
(config-track)
[パラメータ]
- multihop
-
監視対象のIPアドレスが,本装置に直接接続されたネットワークのアドレスでない場合(マルチホップ)に,指定します。
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本パラメータ省略時の初期値
本装置に直接接続されたネットワークのアドレス(シングルホップ)に対するBFD監視を行います。マルチホップの監視対象に対して監視を行いません。
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値の設定範囲
なし
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- source-interface loopback <loopback id>
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BFDパケット送信時の送信元IPアドレスとして使用するループバックインタフェースを指定します。
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本パラメータ省略時の初期値
ループバックインタフェースに設定しているIPアドレスを使用します。このとき,no system-source-addressコマンドが設定されたループバックインタフェースは対象外とします。
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値の設定範囲
「パラメータに指定できる値」を参照してください。
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[コマンド省略時の動作]
なし
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
本コマンドの設定時に反映されます。
[注意事項]
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multihopパラメータを指定する際は,送信元IPアドレスとしてループバックインタフェースアドレスの設定が必要です。設定しない場合,BFDセッションは監視を開始しません。
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ループバックインタフェースを送信元IPアドレスとして指定する場合,対向装置への経路に合わせたVRFの設定が必要です。VRFの設定が一致しない場合,BFDセッションは監視を開始しません。
[関連コマンド]
ip address (loopback) ipv6 address (loopback)