コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3


ipv6 pim register-probe-time

IPv6 PIM-SMでPIM Registerメッセージ送信抑止時間を基にPIM Null-Registerメッセージの送信開始時間を指定します。

[入力形式]

情報の設定・変更
ipv6 pim [vrf <vrf id>] register-probe-time <seconds>
情報の削除
no ipv6 pim [vrf <vrf id>] register-probe-time

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

vrf <vrf id>

対象のVRFを指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    グローバルネットワークに対して指定します。

  2. 値の設定範囲

    パラメータに指定できる値」を参照してください。

<seconds>

PIM Registerメッセージ送信抑止時間を基にPIM Null-Registerメッセージの送信開始時間(秒)を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    5〜60

[コマンド省略時の動作]

PIM Registerメッセージ送信抑止時間を基にしたPIM Null-Registerメッセージの送信開始時間は5秒となります。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに反映されます。

[注意事項]

  1. Register-Suppression-Timerの残時間が本パラメータで指定した値以下になると,PIM Null-Registerメッセージを5秒間隔で送信します。

[関連コマンド]

ipv6 pim