ip igmp ssm-map static
IGMP PIM-SSM連携機能を動作させるグループアドレスに対する送信元アドレスを指定します。
IGMP PIM-SSM連携機能とは,IGMPv2/IGMPv3(EXCLUDEモード)とIPv4 PIM-SSMが連携動作する機能です。
[入力形式]
- 情報の設定
- ip igmp ssm-map [vrf <vrf id>] static <access list name> <source address> 
- 情報の削除
- no ip igmp ssm-map [vrf <vrf id>] static <access list name> <source address> 
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- vrf <vrf id>
- 
                  対象のVRFを指定します。 - 
                        本パラメータ省略時の初期値 グローバルネットワークに対して指定します。 
- 
                        値の設定範囲 「パラメータに指定できる値」を参照してください。 
 
- 
                        
- <access list name>
- 
                  IPv4 PIM-SSMで使用するグループアドレス(クラスDのIPv4アドレス)のアクセスリストを指定します。 - 
                        本パラメータ省略時の初期値 省略できません 
- 
                        値の設定範囲 31文字以内のアクセスリスト名を指定します。 詳細は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。 
 
- 
                        
- <source address>
- 
                  IPv4 PIM-SSMで使用するマルチキャストの送信元アドレス(クラスA〜CのIPv4アドレス)を指定します。 - 
                        本パラメータ省略時の初期値 省略できません 
- 
                        値の設定範囲 送信元アドレス(クラスA〜CのIPv4アドレス)です。 
 
- 
                        
[コマンド省略時の動作]
なし
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに反映されます。
[注意事項]
- 
                  本コマンドはip igmp ssm-map enable指定で有効となります。 
- 
                  <access list name>に指定するアドレスはip pim ssmコマンドで指定したグループアドレスの範囲内で指定してください。 
- 
                  <access list name>にはip access-list standardコマンドで設定したアクセスリストを指定してください。これ以外のコマンドで設定したアクセスリストは指定できません。 
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                  未設定のアクセスリストを指定した場合,本コマンドは無効となります。 
- 
                  <access list name>に指定するアクセスリストのワイルドカードマスクは,最上位ビットから連続するビット列となる値にしてください。 
[関連コマンド]
ip pim ssm ip igmp ssm-map enable ip access-list standard