distribute-list in(RIPng)
RIPngで学習した経路をルーティングテーブルに取り込むかどうかをフィルタに従って制御します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
distribute-list {prefix-list <prefix list> | route-map <route map>} in [<interface type> <interface number>]
- 情報の削除
no distribute-list [{prefix-list <prefix list> | route-map <route map>}] in [<interface type> <interface number>]
[入力モード]
(config-rtr-rip)
[パラメータ]
- {prefix-list <prefix list> | route-map <route map>}
-
フィルタするipv6 prefix-listまたはroute-mapを指定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
<prefix list>には31文字以内の名前を指定します。
<route map>には31文字以内の名前を指定します。
詳細は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
-
- <interface type> <interface number>
-
経路学習元のインタフェースを指定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
インタフェースでフィルタしません。
-
値の設定範囲
<interface type> <interface number>には,次に示すインタフェース種別グループに対応するインタフェース名およびインタフェース番号を指定できます。詳細は,「パラメータに指定できる値」の「■インタフェースの指定方法」を参照してください。
・イーサネットインタフェース
・イーサネットサブインタフェース
・ポートチャネルインタフェース
・ポートチャネルサブインタフェース
・VLANインタフェース
・マネージメントポート
-
[コマンド省略時の動作]
RIPngで学習した経路を制御しません。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
なし
[関連コマンド]
ipv6 prefix-list route-map