コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3


message-size

本装置が送信するOSPFパケットの最大長(IPヘッダからデータ部分までのIPパケット長)を指定します。

[入力形式]

情報の設定・変更
message-size <length>
情報の削除
no message-size

[入力モード]

(config-router)

[パラメータ]

<length>

OSPFパケットの最大長を指定します。

なお,本設定は仮想リンク以外の全OSPFインタフェースに適用されますが,IP MTU長の方が小さいインタフェースでは,IP MTU長に従います。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    1280〜9216(オクテット)

[コマンド省略時の動作]

IP MTU長が,OSPFパケットの最大長となります。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 隣接ルータから学習したLSAのサイズが本設定値よりも大きい場合,最大でIP MTU長のパケットを送信することがあります。このため,各インタフェースのIP MTU長は,同一ネットワーク上のほかの装置と合わせてください。

[関連コマンド]

ip mtu
mtu