area authentication
エリアの認証方式として,平文パスワード認証またはMD5認証を選択します。
認証方式は,インタフェース単位で個別に指定することもできます(config-ifモードのip ospf authenticationコマンド)。インタフェースに設定した認証方式が,本コマンドよりも優先されます。
no areaコマンドを実行すると,本コマンドも削除されます。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
area <area id> authentication [message-digest]
- 情報の削除
no area <area id> authentication no area <area id>
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- <area id>
-
本装置が属するエリアを指定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
0〜4294967295(10進数),またはIPv4アドレスを指定します。
-
- message-digest
-
MD5認証を選択します。
-
本パラメータ省略時の初期値
本コマンドで,平文パスワード認証を選択したことになります。
-
値の設定範囲
なし
-
[コマンド省略時の動作]
エリアの認証方式は,ヌル認証(チェックサムの検証だけで,認証を行わない)になります。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
なし
[関連コマンド]
ip ospf authentication ip ospf authentication-key ip ospf message-digest-key