コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3


timers basic

RIPの各種タイマ値を指定します。

config-routerモードで設定した場合,グローバルネットワークに適用します。

config-router-afモードで設定した場合,指定VRFに適用します。

[入力形式]

情報の設定・変更
timers basic <update> <aging> <garbage collection>
情報の削除
no timers basic

[入力モード]

(config-router)
(config-router-af)

[パラメータ]

<update>

周期広告タイマ値(秒)を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    1〜60(10進数)を指定します。

<aging>

エージングタイマ値(秒)を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    1〜360(10進数)を指定します。

<garbage collection>

経路を無効としたあと,ルーティングテーブルから削除するまでの時間(秒)を指定します。本指定時間内は,RIP送信先に本経路をMetric16で広告します。

実際に運用で適用されるタイマ値は,周期広告タイマ値の倍数となります。

当設定値が周期広告タイマ値の倍数でない,かつ周期広告タイマ値より大きい場合は,当設定値を超えない最大の周期広告タイマ値の倍数が適用されます。

当設定値が周期広告タイマ値より小さい場合は,周期広告タイマ値が適用されます。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    1〜480(10進数)を指定します。

[コマンド省略時の動作]

以下の初期値で動作します。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

なし

[関連コマンド]

なし