routing options auto-update-filter
BGPに関する経路フィルタの設定内容を,すぐに運用に反映します。
対象となるコンフィグレーションコマンドを次に示します。
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BGPに関連する経路フィルタリングのコンフィグレーションコマンド
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bgp nexthop
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neighbor remove-private-as
[入力形式]
- 情報の設定
routing options auto-update-filter
- 情報の削除
no routing options auto-update-filter
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
なし
[コマンド省略時の動作]
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BGP4の経路フィルタについては,運用コマンドclear ip bgp [vrf {<vrf id> | all}] * {in | out | both}の実行によって運用に反映されます。
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BGP4+の経路フィルタについては,運用コマンドclear ipv6 bgp [vrf {<vrf id> | all}] * {in | out | both}の実行によって運用に反映されます。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
すぐに反映されます。
[注意事項]
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本コマンドは,手動コミットモード(configuration commit-mode manual)で設定することを推奨します。逐次コミットモードで設定した場合,設定途中の経路フィルタが運用に反映されるおそれがあります。
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本コマンドを設定する場合は,neighbor soft-reconfigurationコマンドも設定して,経路フィルタで学習を抑止した経路を保持することを推奨します。neighbor soft-reconfigurationコマンドを設定していない場合,ルート・リフレッシュやピアの切断と再接続によって,相手装置から経路フィルタで学習を抑止した経路を再学習する必要があります。
[関連コマンド]
configuration commit-mode neighbor soft-reconfiguration