ipv6 nd reachable-time
ルータ広告を受信した端末が,送信時に確認できた隣接ノードの到達性についての情報の有効期間を指定します。
この値が大きいと隣接ノードの到達性の問い合わせ回数が減少しますが,端末の所有する到達性情報と実際の到達性が異なる可能性が高くなります。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
ipv6 nd reachable-time <milli seconds>
- 情報の削除
no ipv6 nd reachable-time
[入力モード]
- (config-if)
-
イーサネットインタフェース,ポートチャネルインタフェース,VLANインタフェース
- (config-subif)
-
イーサネットサブインタフェース,ポートチャネルサブインタフェース
[パラメータ]
- <milli seconds>
-
隣接ノードの到達性についての情報の有効時間(ミリ秒)を指定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
0〜4294967295(10進数)を指定します。
-
[コマンド省略時の動作]
初期値を0とします(隣接ノードの到達性を確認しません)。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
なし
[関連コマンド]
ipv6 nd ra-interval ipv6 nd ra-lifetime ipv6 nd ns-interval