コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2


ip igmp snooping fast-leave

IGMP即時離脱機能を有効にします。

VLANインタフェースで,IGMPv2 LeaveメッセージおよびIGMPv3 Report(離脱要求)メッセージを受信した場合,すぐに該当ポートへのIPv4マルチキャスト通信を停止します。

[入力形式]

情報の設定
ip igmp snooping fast-leave
情報の削除
no ip igmp snooping fast-leave

[入力モード]

(config-if)

VLANインタフェース

[パラメータ]

なし

[コマンド省略時の動作]

IGMPv2 LeaveメッセージおよびIGMPv3 Report(離脱要求)メッセージを受信した場合,該当ポートに同一マルチキャストグループの受信者が存在しないことを確認して,IPv4マルチキャスト通信を停止します。IGMPv2 LeaveメッセージおよびIGMPv3 Report(離脱要求)メッセージを受信したあとも,確認処理の間(デフォルト値は3秒間)はIPv4マルチキャスト通信が継続します。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに反映されます。

[注意事項]

  1. 該当インタフェースでIGMP snoopingが無効な場合,本機能は動作しません。

[関連コマンド]

ip igmp snooping