コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2


revision

マルチプルスパニングツリーのリージョンを識別するためのリビジョン番号を設定します。

[入力形式]

情報の設定・変更
revision <version>
情報の削除
no revision

[入力モード]

(config-mst)

[パラメータ]

<version>

リージョンを識別するためのリビジョン番号を設定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    0〜65535

[コマンド省略時の動作]

revisionが0で動作します。

[通信への影響]

spanning-tree modeコマンドでmstを指定している場合,トポロジの再計算によって,トポロジの形成が終了するまで通信断となります。

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 同じMSTリージョンを構成するためには,本コマンドの値とnameコマンドの値,およびMSTインスタンスIDとinstanceコマンドで設定するVLAN IDをMSTリージョン内で一致させる必要があります。

[関連コマンド]

spanning-tree mst configuration