コンフィグレーションガイド Vol.3


27.1.5 IPv6 PIM-SMランデブーポイント候補の設定

[設定のポイント]

本装置をランデブーポイント候補として使用する場合,ランデブーポイントアドレスとしてループバックインタフェースにIPv6アドレスを設定します。また,管理するグループアドレスを設定します。

管理するグループアドレスをff00::/8,本装置のループバックインタフェース(loopback 0)に設定したIPv6アドレスを2001:db8:1::2とした場合の設定例を次に示します。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# interface loopback 0

    (config-if)# ipv6 address 2001:db8:1::2

    (config-if)# exit

    ループバックインタフェース(loopback 0)にIPv6アドレスを設定します。

  2. (config)# ipv6 access-list GROUP1

    (config-ipv6-acl)# permit ipv6 any ff00::/8

    (config-ipv6-acl)# exit

    管理するグループアドレスのアクセスリスト(GROUP1)を作成します。

  3. (config)# ipv6 pim bsr candidate rp 2001:db8:1::2 group-list GROUP1

    本装置をランデブーポイント候補として設定します。管理するグループアドレスにはアクセスリスト(GROUP1)を指定します。