コンフィグレーションガイド Vol.2


4.9.2 アグリゲートVLANのMACアドレス学習

通常のMACアドレス学習では,MACアドレステーブルに,受信したフレームの送信元MACアドレスとVLANをペアにして管理します。しかし,アグリゲートVLANを設定すると,同じVLANグループのVLANも管理対象となります。異なるVLANであっても,VLANグループが同じであれば,同一のMACアドレスと扱います。VLANグループが同じで異なるVLANであっても,フレームの宛先MACアドレスが一致すれば,MACアドレステーブルに従って,フレームを中継します。この場合,MACアドレスを学習したときのVLANでフレームを中継します。MACアドレスのエージングや,MACアドレス学習抑止は,VLANグループ内のVLAN単位に行います。