コンフィグレーションガイド Vol.1


16.1.7 SNMPで使用するIPアドレス

本装置からSNMPパケットを送信するときにIPヘッダに付けるIPアドレスは,オペレーションによって異なります。SNMPで使用するIPアドレスを次の表に示します。

表16‒3 SNMPで使用するIPアドレス

オペレーション

送信元IPアドレス

宛先IPアドレス

  • GetResponse

  • Response

GetResponseおよびResponseの元になるオペレーション(GetRequest,GetNextRequest,GetBulkRequest,SetRequest)受信時の宛先IPアドレス

GetResponseおよびResponseの元になるオペレーション(GetRequest,GetNextRequest,GetBulkRequest,SetRequest)受信時の送信元IPアドレス

  • トラップ

  • インフォーム

次の順で決定します。

  1. 送信元インタフェースを設定した場合,設定したループバックインタフェースのIPアドレス

  2. ループバックインタフェースにIPアドレスを設定した場合,ループバックインタフェースのIPアドレス

    ただし,コンフィグレーションコマンドno system-source-addressが設定されたループバックインタフェースは対象外とします。

  3. 上記以外の場合,送信インタフェースのIPアドレス

宛先SNMPマネージャのIPアドレス