コンフィグレーションガイド Vol.1


3.2.7 L2ループ検知

L2ループ検知のL2ループ検知フレーム送信レートおよびネットワーク全体で動作できる装置台数を次の表に示します。

表3‒86 L2ループ検知の収容条件

項目

収容条件

L2ループ検知フレームの送信レート(装置当たり)※1

スパニングツリー,Ring Protocolのどちらかを使用している場合

90pps(推奨値)※2

スパニングツリー,Ring Protocolのどちらも使用していない場合

600pps(最大値)※3

ネットワーク全体で動作できる装置数

64台

注※1

送信レートは上記の条件式に従って,自動的に600pps以内で変動します。

注※2

スパニングツリー,Ring Protocolのどちらかを使用している場合は,90pps以下に設定してください。90ppsより大きい場合,スパニングツリー,Ring Protocolの正常動作を保証できません。

注※3

600ppsを超えるフレームは送信しません。送信できなかったフレームに該当するポートやVLANではループ障害を検知できなくなります。必ず600pps以下に設定してください。