運用コマンドレファレンス Vol.3
ポリシーベースルーティング制御プログラムを再起動します。
[入力形式]
restart policy-based-routing [-f] [core-file]
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
- -f
- 再起動確認メッセージを出力しないで,ポリシーベースルーティング制御プログラムを再起動します。
- 本パラメータ省略時の動作
- 確認メッセージを出力します。
- core-file
- 再起動時にポリシーベースルーティング制御プログラムのコアファイルを出力します。
- 本パラメータ省略時の動作
- コアファイルを出力しません。
- すべてのパラメータ省略時の動作
- 再起動確認メッセージを出力したあと,ポリシーベースルーティング制御プログラムを再起動します。
[実行例]
図5-3 ポリシーベースルーティング制御プログラムの再起動
> restart policy-based-routing Are you sure you want to restart the policy-based routing program? (y/n): y >
[表示説明]
なし
[通信への影響]
再起動が完了するまでの間に発生したネクストホップの状態の変化は再起動完了後に反映されるため,一時的に廃棄や再起動前のネクストホップに中継し続けることがあります。
[応答メッセージ]
表5-5 restart policy-based-routingコマンドの応答メッセージ一覧
メッセージ 内容 Policy-based routing is not set up. ポリシーベースルーティング機能が設定されていません。コンフィグレーションを確認してください。 The command cannot be executed. Try again. コマンドを実行できません。再実行してください。 The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration. このコマンドはRADIUSサーバ,TACACS+サーバ,またはコンフィグレーションで承認されていません。
[注意事項]
- コアファイルがすでに存在する場合は無条件で上書きするため,必要に応じてファイルをあらかじめバックアップしておいてください。出力先およびファイル名は次のとおりです。
- ディレクトリ:/usr/var/core/
- ファイル名:policyd.core
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