コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3
IPv4 PIM-SMでPIM Registerメッセージ(IPカプセル化パケット)送信時のPIMチェックサムを計算する範囲を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
ip pim [vrf <vrf id>] register-checksum {header | all}
- 情報の削除
no ip pim [vrf <vrf id>] register-checksum
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- vrf <vrf id>
- 対象のVRFを指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
グローバルネットワークに対して指定します。
- 値の設定範囲
「パラメータに指定できる値」を参照してください。
- {header | all}
- headerを指定した場合,PIM Registerメッセージ(IPカプセル化パケット)送信時にPIMメッセージ(8バイト)部分だけチェックサムを計算します。allを指定した場合,PIM Registerメッセージ(IPカプセル化パケット)送信時にPIMメッセージ(8バイト)部分とIPカプセル化したマルチキャストパケット全体でチェックサムを計算します。
- ランデブーポイントが本装置以外の構成でチェックサムエラーによってマルチキャスト通信ができない場合はallを指定してください。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
なし
[コマンド省略時の動作]
headerパラメータ指定時の動作をします。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに反映されます。
[注意事項]
なし
[関連コマンド]
ip pim sparse-mode
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