コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3
隣接ルータがグレースフル・リスタートを開始してからグレースフル・リスタート開始以前の経路を保持する最大時間を指定します。
本コマンドはBGP4(VRFを含む)とBGP4+(VRFを含む)で共通です。
no bgp graceful-restart modeコマンドを実行すると,本コマンドも削除されます。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
bgp graceful-restart stalepath-time <seconds>
- 情報の削除
no bgp graceful-restart stalepath-time
[入力モード]
(config-router)
[パラメータ]
- <seconds>
- 隣接ルータがグレースフル・リスタートを開始してからグレースフル・リスタート開始以前の経路を保持する最大時間(秒)を指定します。最大時間内にピアから経路を再度受信できなかった場合,該当経路を削除します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
1〜3600(10進数)を指定します。
[コマンド省略時の動作]
初期値は360(秒)です。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
次回のグレースフル・リスタートから自装置が使用するタイマ値に適用されます。
[注意事項]
なし
[関連コマンド]
routing options graceful-restart time-limit bgp graceful-restart mode bgp graceful-restart restart-time
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