コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3
仮想ルータの優先度を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
vrrp <vrid> priority <priority>
- 情報の削除
no vrrp <vrid> priority
[入力モード]
- (config-if)
- イーサネットインタフェース,ポートチャネルインタフェース,VLANインタフェース
- (config-subif)
- イーサネットサブインタフェース,ポートチャネルサブインタフェース
[パラメータ]
- <vrid>
- 仮想ルータのIDを指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
1〜255
- <priority>
- 仮想ルータの優先度を指定します。インタフェースに指定されたIPアドレスと仮想ルータのIPアドレスが同一の場合(IPアドレスの所有者の場合),仮想ルータの優先度は本指定に関係なく255として動作します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
1(低優先度)〜254(高優先度)
[コマンド省略時の動作]
インタフェースに指定されたIPアドレスと仮想ルータのIPアドレスが同一の場合(IPアドレスの所有者の場合),仮想ルータの優先度を255とします。
IPアドレスの所有者以外の場合,仮想ルータの優先度を100とします。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- vrrp followコマンドを設定している場合,本設定は無効です。
[関連コマンド]
なし
All Rights Reserved, Copyright(C), 2014, 2020, ALAXALA Networks, Corp.