コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
装置に有効なLACPシステム優先度を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
lacp system-priority <priority>
- 情報の削除
no lacp system-priority
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- <priority>
- LACPシステム優先度を設定します。値が小さいほど優先度が高くなります。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
1〜65535
[コマンド省略時の動作]
channel-group lacp system-priorityコマンドを設定している場合は,その設定に従います。channel-group lacp system-priorityコマンドの設定がない場合は,128で動作します。
[通信への影響]
運用中のチャネルグループに指定した場合,いったんチャネルグループがダウンし,アップします。
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 本コマンドはLACPによるリンクアグリゲーションの場合だけ有効です。
- 離脱ポート数制限機能(channel-group max-detach-port)を設定する場合,本装置のLACPシステム優先度を対向装置よりも高くすることを推奨します。
- LACPシステム優先度を変更した場合,該当するチャネルグループに登録されている全ポートが一時的にBlock状態(通信断)になります。
[関連コマンド]
channel-group max-detach-port
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