コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
リンク障害を検出してからリンクダウンするまでのリンクダウン検出時間を設定します。本設定値を大きくすると,一時的なリンクダウンを検出しなくなるため,リンクが不安定となることを防げます。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
link debounce [time <milli seconds>]
- 情報の削除
no link debounce
[入力モード]
- (config-if)
- イーサネットインタフェース
[パラメータ]
- time <milli seconds>
- デバウンスタイマ値をミリ秒単位で設定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
3000ミリ秒
- 値の設定範囲
0〜10000の値で100の倍数
[コマンド省略時の動作]
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T:2000ミリ秒で動作します。
1000BASE-X/10GBASE-R/40GBASE-R/100GBASE-R:0ミリ秒で動作します。
[通信への影響]
運用中のポートに指定した場合,いったんポートがダウンし,一時的に通信が停止します。そのあとで再起動します。
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- リンクダウン検出時間を設定しなくてもリンクが不安定にならない場合は,リンクダウン検出時間を設定しないでください。
- 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tは省略時の値(2000ミリ秒)未満にすると,リンクが不安定になることがあります。
[関連コマンド]
なし
All Rights Reserved, Copyright(C), 2014, 2020, ALAXALA Networks, Corp.