コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
ハードウェアプロファイルを設定します。
[入力形式]
- AX8600Sの場合
- 情報の設定・変更
hardware profile {switch-1 | switch-2 | switch-2-qinq | switch-2-flow}
- AX8304Sの場合
- 情報の設定・変更
hardware profile {switch-1 | switch-1e | switch-3 | switch-3e | switch-3-qinq | switch-3e-qinq}
- AX8308Sの場合
- 情報の設定
hardware profile {switch-1 | switch-3 | switch-3-qinq}
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
AX8600Sの場合
- {switch-1 | switch-2 | switch-2-qinq | switch-2-flow}
- switch-1
- ハードウェアプロファイルswitch-1を指定します。
- MACアドレステーブルとルーティングテーブル,PSU当たり32000フローエントリを収容できるハードウェアプロファイルです。
- switch-2
- ハードウェアプロファイルswitch-2を指定します。
- ハードウェアプロファイルswitch-1より大きい容量を収容できます。
- また,ARPエントリとNDPエントリを重視した配分パターンを指定できます。
- switch-2-qinq
- ハードウェアプロファイルswitch-2-qinqを指定します。
- QinQ網向け機能が使用できるハードウェアプロファイルです。
- switch-2-flow
- ハードウェアプロファイルswitch-2-flowを指定します。
- フローエントリの収容に特化したハードウェアプロファイルです。ハードウェアプロファイルswitch-2より大きい容量を収容できます。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
なし
AX8304Sの場合
- {switch-1 | switch-1e | switch-3 | switch-3e | switch-3-qinq | switch-3e-qinq}
- switch-1
- ハードウェアプロファイルswitch-1を指定します。
- MACアドレステーブルとルーティングテーブル,PSU当たり32000フローエントリを収容でき,かつ複数のPSUが搭載できるハードウェアプロファイルです。
- switch-1e
- ハードウェアプロファイルswitch-1eを指定します。
- MACアドレステーブルとルーティングテーブル,PSU当たり32000フローエントリを収容できるハードウェアプロファイルです。
- switch-3
- ハードウェアプロファイルswitch-3を指定します。
- ハードウェアプロファイルswitch-1より大きい容量を収容でき,かつ複数のPSUが搭載できます。
- switch-3e
- ハードウェアプロファイルswitch-3eを指定します。
- ハードウェアプロファイルswitch-1eより大きい容量を収容できます。
- switch-3-qinq
- ハードウェアプロファイルswitch-3-qinqを指定します。
- QinQ網向け機能が使用できるハードウェアプロファイルです。また,複数のPSUが搭載できます。
- switch-3e-qinq
- ハードウェアプロファイルswitch-3e-qinqを指定します。
- QinQ網向け機能が使用できるハードウェアプロファイルです。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
なし
AX8308Sの場合
- {switch-1 | switch-3 | switch-3-qinq}
- switch-1
- ハードウェアプロファイルswitch-1を指定します。
- MACアドレステーブルとルーティングテーブル,PSU当たり32000フローエントリを収容できるハードウェアプロファイルです。
- switch-3
- ハードウェアプロファイルswitch-3を指定します。
- ハードウェアプロファイルswitch-1より大きい容量を収容できます。また,ARPエントリとNDPエントリを重視した配分パターンを指定できます。
- switch-3-qinq
- ハードウェアプロファイルswitch-3-qinqを指定します。
- QinQ網向け機能が使用できるハードウェアプロファイルです。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
なし
[コマンド省略時の動作]
switch-1で動作します。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
装置の再起動後に反映されます。
[注意事項]
- ハードウェアプロファイルを変更する場合,変更後のハードウェアプロファイルに対応する経路配分パターンになっている必要があります。
変更後のハードウェアプロファイルと現在の経路配分パターンが対応していない場合は,経路配分パターンを設定し直してからハードウェアプロファイルを変更してください。ハードウェアプロファイルに対応する経路配分パターンに設定できない場合は,経路配分パターンをdefaultにしてからハードウェアプロファイルを変更してください。
経路配分パターンについては,「コンフィグレーションガイド Vol.1 3.2 収容条件」を参照してください。
[関連コマンド]
forwarding-table allocation flow-table allocation
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