コンフィグレーションガイド Vol.2
本装置のエージェントには,次の二つの機能があります。
- フロー統計(sFlow統計ではフローサンプルと呼びます。以降,この名称で表記します。)作成機能
- インタフェース統計(sFlow統計ではカウンタサンプルと呼びます。以降,この名称で表記します。)作成機能
フローサンプル作成機能は送受信パケット(フレーム)をユーザ指定の割合でサンプリングして,パケット情報を加工してフローサンプル形式でコレクタに送信する機能です。カウンタサンプル作成機能はインタフェース統計をカウンタサンプル形式でコレクタに送信する機能です。それぞれの収集個所と収集内容を次に示します。
図26-3 フローサンプルとカウンタサンプル
- フローサンプル(フロー統計)
- トラフィック特性の分析(どこからどこへ,どのようなトラフィックが流れているか)
- カウンタサンプル(インタフェース統計)
- インタフェースで発生するイベントの分析(送受信カウンタやエラーの発生数=MIB情報相当)
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