コンフィグレーションガイド Vol.2

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19.2.5 ユーザ優先度マッピングの設定

階層化シェーパではユーザ優先度によってユーザ送信キュー番号を決定できます。

[設定のポイント]
ユーザ優先度マッピングに使用するVLAN Tagを設定します。本機能は,階層化シェーパで動作中の全NIFが対象です。

[コマンドによる設定]
  1. (config)# shaper user-priority-map tag-vlan
    1段目のVLAN Tagのユーザ優先度でユーザ送信キュー番号を決定する設定をします。
     
  2. (config)# end
    コンフィグレーションモードから装置管理者モードに戻ります。
     
  3. # reload nif 1
    Are you sure you want to restart nif 1? (y/n): y
    装置管理者モードで,階層化シェーパとして使用しているNIFを再起動します。再起動が完了すると,ユーザ優先度マッピングで運用を開始します。

[注意事項]
ポートシェーパ同様に,QoSフローによる優先度変更もできます。優先度変更については,「16. 優先度変更」を参照してください。

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