コンフィグレーションガイド Vol.2

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13.2.3 複数インタフェースに対するQoSフローの設定

複数のイーサネットインタフェースにQoSフローを設定する例を示します。

[設定のポイント]
config-if-rangeモードで,複数のイーサネットインタフェースにQoSフローを設定できます。

[コマンドによる設定]
  1. (config)# ip qos-flow-list QOS-LIST1
    IPv4 QoSフローリスト(QOS-LIST1)を作成します。本リストを作成すると,IPv4 QoSフローリストモードに移行します。
     
  2. (config-ip-qos)# qos ip any host 192.0.2.10 action priority-class 6
    192.0.2.10のIPアドレスを宛先として,優先クラスを6に変更するIPv4 QoSフローリストを設定します。
     
  3. (config-ip-qos)# exit
    IPv4 QoSフローリストモードからグローバルコンフィグレーションモードに戻ります。
     
  4. (config)# interface range gigabitethernet 1/1-4
    イーサネットインタフェース1/1-4のコンフィグレーションモードに移行します。
     
  5. (config-if-range)# ip qos-flow-group QOS-LIST1 out
    送信側にIPv4 QoSフローリストを適用します。

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