コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2

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storm-control action

閾値を超えるフレームを受信してストームの発生を検出したとき,およびストームの発生の検出後に受信したフレームが閾値を下回って,ストームからの回復を検出したときの動作を設定します。

[入力形式]

情報の設定
storm-control action inactivate
storm-control action trap
storm-control action log

情報の削除
no storm-control action inactivate
no storm-control action trap
no storm-control action log

[入力モード]

(config-if)
イーサネットインタフェース

[パラメータ]

inactivate
ストームの発生を検出したときに,対象ポートをinactive状態にします。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    ストームの発生を検出したときに,閾値を超えたフレームの廃棄だけを実施して,対象ポートの状態を変更しません。
  2. 値の設定範囲
    なし

trap
ストームの発生およびストームからの回復を検出したときに,SNMP通知を送信します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    ストームの発生およびストームからの回復を検出したときに,SNMP通知を送信しません。
  2. 値の設定範囲
    なし

log
ストームの発生およびストームからの回復を検出したときに,システムメッセージを出力します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    ストームの発生およびストームからの回復を検出したときに,システムメッセージを出力しません。
  2. 値の設定範囲
    なし

[コマンド省略時の動作]

ストームの発生を検出したときに,閾値を超えたフレームの廃棄だけを実施します。対象ポートの状態の変更,SNMP通知の送信,およびシステムメッセージの出力は実施しません。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

なし

[関連コマンド]

storm-control enable
snmp-server host
storm-control (global)
storm-control (イーサネットインタフェース)

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