show port
搭載されたNIFのイーサネットポートの情報を一覧表示します。
[入力形式]
show port [<port list>] show port statistics [<port list>] [{up | down}] [discard] show port transceiver [<port list>] [detail] show port vlan [<port list>] [{access | trunk | tunnel}] show port track-target [<port-list>] [{name <track name> | id <track id>}]
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
- <port list>
-
指定ポート番号(リスト形式)に関するイーサネットポートの情報を一覧表示します。<port list>の指定方法および値の指定範囲については,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
- 本パラメータ省略時の動作
-
すべてのポートに関するイーサネットの情報を一覧表示します。
- statistics
-
搭載されたNIFのポートの送受信パケット数および廃棄パケット数を表示します。
- {up | down}
-
- up
-
ポート状態が正常動作中(up)となっているポートの情報を表示します。
- down
-
ポート状態が正常動作中(up)以外となっているポートの情報を表示します。正常動作中(up)以外の状態を次に示します。
-
回線障害中:down
-
初期化中,オートネゴシエーション中:init
-
障害中:fault
-
inactivateコマンドによる運用停止状態:inact
-
コンフィグレーションコマンドshutdownによる運用停止状態:dis
-
トラッキング連携による運用停止状態:distrack
-
リンクアグリゲーションのスタンバイリンク機能による運用待機状態:standby
-
SFUの運用枚数不足,PRU初期化中,またはNIFが運用系として稼働中以外のためポート起動を抑止している状態:suspend
-
未使用(コンフィグレーション未設定):unused
-
搭載されているNIFとコンフィグレーションが不一致:mismatch
-
- 本パラメータ省略時の動作
-
条件を限定しないで,情報を表示します。
- discard
-
廃棄パケット数が1以上の値となっているポートの情報だけ表示します。
- 本パラメータ省略時の動作
-
条件を限定しないで,情報を表示します。
- transceiver
-
トランシーバ搭載有無,種別,識別情報を一覧表示します。
本パラメータでトランシーバ個々の識別情報を確認できます。
- detail
-
詳細なトランシーバ情報を表示します。
- 本パラメータ省略時の動作
-
通常のトランシーバ情報を表示します。
- vlan
-
ポートのVLAN情報を表示します。
- {access | trunk | tunnel}
-
- access
-
アクセスポートのVLAN情報を表示します。
- trunk
-
トランクポートのVLAN情報を表示します。
- tunnel
-
トンネリングポートのVLAN情報を表示します。
- 本パラメータ省略時の動作
-
全種類のポートのVLAN情報を表示します。
- track-target
-
ポートのトラッキング連携情報を表示します。
- {name <track name> | id <track id>}
-
- name <track name>
-
指定したトラック名とトラッキング連携しているポートだけを表示します。<track name>にはコンフィグレーションコマンドで設定された名前を指定してください。
- id <track id>
-
指定したトラックIDとトラッキング連携しているポートだけを表示します。<track id>に指定できる値の範囲については,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
- 本パラメータ省略時の動作
-
すべてのポートのトラッキング連携情報を表示します。
- すべてのパラメータ省略時の動作
-
搭載されたNIFの全イーサネットポートの情報を一覧表示します。
[実行例1]
> show port Date 20XX/04/01 12:00:00 UTC Port Counts: 12 Port Status Speed Duplex FCtl FrLen Description 1/1 up 1000BASE-SX full(auto) off 1518 server 100 1/2 up 1000BASE-SX full on 1518 server 101 1/3 dis 1000BASE-SX full(auto) - - server 102 1/4 inact 1000BASE-SX full(auto) - - - 1/5 down 1000BASE-SX full(auto) - - - 1/6 up 1000BASE-SX full(auto) off 9596 test lab area network 001 1/7 down 1000BASE-SX full(auto) - - - 1/8 inact - - - - - 1/9 up 1000BASE-SX full(auto) off 1518 - 1/10 up 1000BASE-SX full(auto) off 1518 - 1/11 up 1000BASE-SX full(auto) off 1518 - 1/12 up 1000BASE-SX full(auto) off 1518 test lab area network 002 (The laboratory at the 12th floor.) > |
[実行例1の表示説明]
表示項目 |
表示内容 |
表示詳細情報 |
---|---|---|
Port Counts |
対象ポート数 |
− |
Port |
ポート |
NIF番号/ポート番号 |
Status |
ポート状態 |
up:運用中(正常動作中) down:運用中(回線障害発生中) init:初期化中またはネゴシエーション確立待ち(オートネゴシエーション機能が動作中) fault:障害中 inact: ・inactivateコマンドによる運用停止状態 ・スパニングツリーのBPDUガード機能によるinactive状態 ・L2ループ検知によるinactive状態 ・IEEE802.3ah OAMを用いたUDLDの片方向リンク障害またはループ検出によるinactive状態 ・ストームコントロールによるinactive状態 dis:コンフィグレーションコマンドshutdownによる運用停止状態 distrack:トラッキング連携による運用停止状態 standby:リンクアグリゲーションのスタンバイリンク機能による運用待機状態 suspend:次の要因でポートの起動を抑止している状態 ・SFUの運用枚数不足 ・PRU初期化中 ・NIFが運用系として稼働中以外 unused:未使用(コンフィグレーション未設定) mismatch:搭載されているNIFとコンフィグレーションが不一致 |
Speed |
回線速度 |
接続インタフェースまたは略称を表示します。 10BASE-T:10BASE-T 100BASE-TX:100BASE-TX 1000BASE-T:1000BASE-T 1000BASE-LX:1000BASE-LX 1000BASE-SX:1000BASE-SX 1000BASE-SX2:1000BASE-SX2 1000BASE-LH:1000BASE-LH 1000BASE-BX10-D:1000BASE-BX10-D 1000BASE-BX10-U:1000BASE-BX10-U 1000BASE-BX40-D:1000BASE-BX40-D 1000BASE-BX40-U:1000BASE-BX40-U 10GBASE-SR:10GBASE-SR 10GBASE-LR:10GBASE-LR 10GBASE-ER:10GBASE-ER 10GBASE-ZR:10GBASE-ZR 40GBASE-SR4:40GBASE-SR4 40GBASE-LR4:40GBASE-LR4 100GBASE-SR4:100GBASE-SR4 100GBASE-CWDM4:100GBASE-CWDM4 100GBASE-LR4:100GBASE-LR4 100GBASE-4WDM:100GBASE-4WDM-40 -:回線速度が不明(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tのオートネゴシエーション設定時で,Statusがup以外の場合,Statusがinit,fault,またはunusedの場合,トランシーバ状態がconnect以外の場合,本表示となります。) |
Duplex |
全二重/半二重 |
full:全二重 full(auto):全二重(オートネゴシエーションによる) half:半二重 half(auto):半二重(オートネゴシエーションによる) -:Duplexが不明(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tのオートネゴシエーション設定時で,Statusがup以外の場合,Statusがinit,fault,またはunusedの場合,トランシーバ状態がconnect以外の場合,本表示となります。) |
FCtl |
フローコントロール |
on:フローコントロール有効 off:フローコントロール無効 -:Statusがup以外 |
FrLen |
最大フレーム長 |
該当ポートの最大フレーム長をオクテットで表示。 最大フレーム長はMACヘッダからDATAおよびPADまでを示します。 -:Statusがup以外 |
Description |
補足説明 |
descriptionコンフィグレーションの内容 descriptionコンフィグレーションを設定していない場合は"-"を表示します。 |
[実行例2]
> show port statistics Date 20XX/04/01 12:00:00 UTC Port Counts: 12 Port Status Packets Tx Rx 1/1 down Ucast 0 0 Mcast 0 0 Bcast 0 0 Discard 0 0 1/2 down Ucast 0 0 Mcast 0 0 Bcast 0 0 Discard 0 0 1/3 down Ucast 0 0 Mcast 0 0 Bcast 0 0 Discard 0 0 1/4 down Ucast 0 0 Mcast 0 0 Bcast 0 0 Discard 0 0 1/5 down Ucast 0 0 Mcast 0 0 Bcast 0 0 Discard 0 0 1/6 down Ucast 0 0 Mcast 0 0 Bcast 0 0 Discard 0 0 1/7 down Ucast 0 0 Mcast 0 0 Bcast 0 0 Discard 0 0 1/8 down Ucast 0 0 Mcast 0 0 Bcast 0 0 Discard 0 0 1/9 down Ucast 0 0 Mcast 0 0 Bcast 0 0 Discard 0 0 1/10 inact Ucast 0 0 Mcast 0 0 Bcast 0 0 Discard 0 0 1/11 dis Ucast 0 0 Mcast 0 0 Bcast 0 0 Discard 0 0 1/12 inact Ucast 0 0 Mcast 0 0 Bcast 0 0 Discard 0 0 > |
[実行例2の表示説明]
表示項目 |
表示内容 |
表示詳細情報 |
---|---|---|
Port Counts |
対象ポート数 |
− |
Port |
ポート |
NIF番号/ポート番号 |
Status |
ポート状態 |
up:運用中(正常動作中) down:運用中(回線障害発生中) init:初期化中またはネゴシエーション確立待ち(オートネゴシエーション機能が動作中) fault:障害中 inact: ・inactivateコマンドによる運用停止状態 ・スパニングツリーのBPDUガード機能によるinactive状態 ・L2ループ検知によるinactive状態 ・IEEE802.3ah OAMを用いたUDLDの片方向リンク障害またはループ検出によるinactive状態 ・ストームコントロールによるinactive状態 dis:コンフィグレーションコマンドshutdownによる運用停止状態 distrack:トラッキング連携による運用停止状態 standby:リンクアグリゲーションのスタンバイリンク機能による運用待機状態 suspend:次の要因でポートの起動を抑止している状態 ・SFUの運用枚数不足 ・PRU初期化中 ・NIFが運用系として稼働中以外 unused:未使用(コンフィグレーション未設定) mismatch:搭載されているNIFとコンフィグレーションが不一致 |
Packets |
パケット情報 |
Ucast:ユニキャスト・パケット数(廃棄パケットを含まない) |
Mcast:マルチキャスト・パケット数(廃棄パケットを含まない) なお,ポーズパケットを送受信した場合もカウントされます。 |
||
Bcast:ブロードキャスト・パケット数(廃棄パケットを含まない) |
||
Discard:廃棄パケット数 |
||
Tx |
送信 |
− |
Rx |
受信 |
− |
[実行例3]
> show port transceiver Date 20XX/04/01 12:00:00 UTC Port Counts: 16 Port: 1/1 Status:connect Type:SFP Speed:1000BASE-SX Vendor name:xxxxxxxxxxxxxxxx Vendor SN :xxxxxxxxxxxxxxxx Vendor PN :xxxxxxxxxxxxxxxx Vendor rev:xxxx Port: 1/2 Status:notconnect Type:SFP Speed:- Vendor name:- Vendor SN :- Vendor PN :- Vendor rev:- Port: 1/3 Status:not support Type:SFP Speed:- Vendor name:- Vendor SN :- Vendor PN :- Vendor rev:- Port: 1/4 Status:connect Type:SFP Speed:1000BASE-SX Vendor name:xxxxxxxxxxxxxxxx Vendor SN :xxxxxxxxxxxxxxxx Vendor PN :xxxxxxxxxxxxxxxx Vendor rev:xxxx : : : > |
> show port transceiver detail Date 20XX/04/01 12:00:00 UTC Port Counts: 16 Port: 1/1 Status:connect Type:SFP Speed:1000BASE-SX Vendor name:xxxxxxxxxxxxxxxx Vendor SN :xxxxxxxxxxxxxxxx Vendor PN :xxxxxxxxxxxxxxxx Vendor rev:xxxx Tx power :-4.7dBm Rx power :-40.0dBm Port: 1/2 Status:notconnect Type:SFP Speed:- Vendor name:- Vendor SN :- Vendor PN :- Vendor rev:- Tx power :- Rx power :- Port: 1/3 Status:not support Type:SFP Speed:- Vendor name:- Vendor SN :- Vendor PN :- Vendor rev:- Tx power :- Rx power :- Port: 1/4 Status:connect Type:SFP Speed:1000BASE-SX Vendor name:xxxxxxxxxxxxxxxx Vendor SN :xxxxxxxxxxxxxxxx Vendor PN :xxxxxxxxxxxxxxxx Vendor rev:xxxx Tx power :-4.7dBm Rx power :-40.0dBm Port: 2/1 Status:connect Type:CFP Speed:100GBASE-LR4 Vendor name:xxxxxxxxxxxxxxxx Vendor SN :xxxxxxxxxxxxxxxx Vendor PN :xxxxxxxxxxxxxxxx Vendor rev:xxxx Tx1 power :-4.7dBm Rx1 power :-40.0dBm Tx2 power :-4.7dBm Rx2 power :-40.0dBm Tx3 power :-4.7dBm Rx3 power :-40.0dBm Tx4 power :-4.7dBm Rx4 power :-40.0dBm : : : > |
[実行例3の表示説明]
表示項目 |
表示内容 |
表示詳細情報 |
---|---|---|
Port Counts |
対象ポート数 |
− |
Port |
ポート |
NIF番号/ポート番号 |
Status |
トランシーバ状態 |
connect:搭載 notconnect:未搭載 not support:未サポートのトランシーバが搭載 fault:障害中 -:トランシーバ状態が不明(トランシーバ対応ポート以外の場合,またはポート状態がsuspend,initもしくはfaultの場合に本表示となります。) |
Type |
トランシーバ種別 |
SFP:SFP SFP+:SFP+ QSFP+:QSFP+ QSFP28:QSFP28 CFP:CFP -:トランシーバ種別が不明(トランシーバ状態が"-"の場合に本表示となります。) |
Speed |
回線速度 |
接続インタフェースまたは略称を表示します。 10BASE-T:10BASE-T 100BASE-TX:100BASE-TX 1000BASE-T:1000BASE-T 1000BASE-LX:1000BASE-LX 1000BASE-SX:1000BASE-SX 1000BASE-SX2:1000BASE-SX2 1000BASE-LH:1000BASE-LH 1000BASE-BX10-D:1000BASE-BX10-D 1000BASE-BX10-U:1000BASE-BX10-U 1000BASE-BX40-D:1000BASE-BX40-D 1000BASE-BX40-U:1000BASE-BX40-U 10GBASE-SR:10GBASE-SR 10GBASE-LR:10GBASE-LR 10GBASE-ER:10GBASE-ER 10GBASE-ZR:10GBASE-ZR 40GBASE-SR4:40GBASE-SR4 40GBASE-LR4:40GBASE-LR4 100GBASE-SR4:100GBASE-SR4 100GBASE-CWDM4:100GBASE-CWDM4 100GBASE-LR4:100GBASE-LR4 100GBASE-4WDM:100GBASE-4WDM-40 -:回線速度が不明(ポート状態がinit,fault,もしくはunusedの場合,またはトランシーバ状態がconnect以外の場合に本表示となります。) |
Vendor name |
ベンダー名 |
ベンダー名を表示します。※1※2 |
Vendor SN |
ベンダーシリアル番号 |
ベンダーで付与されたシリアル番号を表示します。※1※2 |
Vendor PN |
ベンダー部品番号 |
ベンダーで付与された部品番号を表示します。※1※2 |
Vendor rev |
ベンダーリビジョン |
ベンダーで付与された部品番号のリビジョンを表示します。※1※2 |
Tx power |
送信光パワー |
送信光パワーをdBmで表示します。※1※2※3※4※5 |
Rx power |
受信光パワー |
受信光パワーをdBmで表示します。※1※2※3※4※5 |
Tx1 power |
レーン1送信光パワー |
レーン1の送信光パワーをdBmで表示します。※1※2※3※4※6 |
Rx1 power |
レーン1受信光パワー |
レーン1の受信光パワーをdBmで表示します。※1※2※3※4※6 |
Tx2 power |
レーン2送信光パワー |
レーン2の送信光パワーをdBmで表示します。※1※2※3※4※6 |
Rx2 power |
レーン2受信光パワー |
レーン2の受信光パワーをdBmで表示します。※1※2※3※4※6 |
Tx3 power |
レーン3送信光パワー |
レーン3の送信光パワーをdBmで表示します。※1※2※3※4※6 |
Rx3 power |
レーン3受信光パワー |
レーン3の受信光パワーをdBmで表示します。※1※2※3※4※6 |
Tx4 power |
レーン4送信光パワー |
レーン4の送信光パワーをdBmで表示します。※1※2※3※4※6 |
Rx4 power |
レーン4受信光パワー |
レーン4の受信光パワーをdBmで表示します。※1※2※3※4※6 |
注※1 トランシーバ状態が搭載(connect)および障害中(fault)以外の場合は"-"を表示します。
注※2 トランシーバ状態が搭載(connect)または障害中(fault)の場合でも,トランシーバ情報を読み込み中の場合は"****"を表示します。再度コマンドを実行することによって情報が表示されます。なお,トランシーバ情報の読み込みに失敗した場合は"-"を表示します。
注※3 光パワーが「-40dBm〜+8.2dBm」の範囲外の場合は"-"を表示します。
注※4 環境条件によって誤差が発生する場合があります。正確な値を調べるには,測定器で測定してください。
注※5 1000BASE-X,10GBASE-Rのポートだけで表示します。
注※6 40GBASE-R,100GBASE-Rのポートだけで表示します。
[実行例4]
> show port vlan Date 20XX/11/15 14:15:00 Port Counts: 12 Port Status Type VLAN 1/1 up Access - 1/2 up Access 200 (VLAN0200) 1/3 up Trunk 1-4095 1/4 up Trunk 1,3,5,7,9,11,13,15,17,19,21,23,25,27,29,31,33,35,37, 39,41,43,45,47,49,120,130,140 1/5 up Access 100 (Global IP Network VLAN) 1/6 down Access 100 (Global IP Network VLAN) 1/7 down Access 100 (Global IP Network VLAN) 1/8 up Access 3 (VLAN0003) 1/9 up Access 3 (VLAN0003) 1/10 up Access - 1/11 up Access - 1/12 up Access - > |
> show port vlan trunk Date 20XX/11/15 14:15:00 Port Counts: 2 Port Status Type VLAN 1/3 up Trunk 1-4095 1/4 up Trunk 1,3,5,7,9,11,13,15,17,19,21,23,25,27,29,31,33,35,37, 39,41,43,45,47,49,120,130,140 > |
[実行例4の表示説明]
表示項目 |
表示内容 |
表示詳細情報 |
---|---|---|
Port Counts |
対象ポート数 |
− |
Port |
ポート |
情報を表示するポートのNIF番号/ポート番号 |
Status |
ポート状態 |
up:運用中(正常動作中) down:運用中(回線障害発生中) init:初期化中またはネゴシエーション確立待ち(オートネゴシエーション機能が動作中) fault:障害中 inact: ・inactivateコマンドによる運用停止状態 ・スパニングツリーのBPDUガード機能によるinactive状態 ・L2ループ検知によるinactive状態 ・IEEE802.3ah OAMを用いたUDLDの片方向リンク障害またはループ検出によるinactive状態 ・ストームコントロールによるinactive状態 dis:コンフィグレーションコマンドshutdownによる運用停止状態 distrack:トラッキング連携による運用停止状態 standby:リンクアグリゲーションのスタンバイリンク機能による運用待機状態 suspend:次の要因でポートの起動を抑止している状態 ・SFUの運用枚数不足 ・PRU初期化中 ・NIFが運用系として稼働中以外 unused:未使用(コンフィグレーション未設定) mismatch:搭載されているNIFとコンフィグレーションが不一致 |
Type |
ポートの種類 |
Access:アクセスポート Trunk:トランクポート Tunnel:トンネリングポート |
VLAN |
VLAN ID |
ポートに設定されているVLAN IDリスト VLANが一つの場合はコンフィグレーションコマンドdescriptionの内容を併せて表示します(descriptionコマンドの設定がない場合はVLANXXXXを表示します)。 VLANが存在しない場合は"-"を表示します。 |
[実行例5]
> show port track-target Date 20XX/11/15 14:15:00 Port Counts: 12 Port Status Track ID Track Target 1/1 up 30001 TRACK1000 1/2 up 30001 TRACK1000 1/3 dis 30002 TRACK1001 1/4 inact 30003 TRACK1002 1/5 down 30003 TRACK1002 1/6 up 30004 TRACK1003(not) 1/7 down 30004 TRACK1003 1/8 distrack 30005 TRACK1004(not) 1/9 up 30006 TRACK2000 1/10 up 30007 TRACK2001 1/11 down - - 1/12 down - - > |
[実行例5の表示説明]
表示項目 |
表示内容 |
表示詳細情報 |
---|---|---|
Port counts |
対象ポート数 |
− |
Port |
ポート番号 |
情報を表示するポートのNIF番号/ポート番号 |
Status |
ポート状態 |
up:運用中(正常動作中) down:運用中(回線障害発生中) init:初期化中またはネゴシエーション確立待ち(オートネゴシエーション機能が動作中) fault:障害中 inact: ・inactivateコマンドによる運用停止状態 ・スパニングツリーのBPDUガード機能によるinactive状態 ・L2ループ検知によるinactive状態 ・IEEE802.3ah OAMを用いたUDLDの片方向リンク障害またはループ検出によるinactive状態 ・ストームコントロールによるinactive状態 dis:コンフィグレーションコマンドshutdownによる運用停止状態 distrack:トラッキング連携による運用停止状態 standby:リンクアグリゲーションのスタンバイリンク機能による運用待機状態 suspend:次の要因でポートの起動を抑止している状態 ・SFUの運用枚数不足 ・PRU初期化中 ・NIFが運用系として稼働中以外 unused:未使用(コンフィグレーション未設定) mismatch:搭載されているNIFとコンフィグレーションが不一致 |
Track ID |
トラックID |
該当ポートに連携しているトラックID トラッキング連携を設定していない場合は"-"を表示します。 |
Track Target |
トラック名 |
該当ポートに連携しているトラック名 代替連携を設定している場合は(not)を付加して表示します。トラッキング連携を設定していない場合は"-"を表示します。 |
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
メッセージ |
内容 |
---|---|
The command cannot be executed in the standby system. |
このコマンドは待機系では実行できません。 |
The command cannot be executed. Try again. |
コマンドを実行できません。再実行してください。 |
The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration. |
このコマンドはRADIUSサーバ,TACACS+サーバ,またはコンフィグレーションで承認されていません。 |
The specified port is not a VLAN port. (NIF/port = <nif no.>/<port no.>) |
指定されたポートはVLANのポートではありません。 <nif no.>:NIF番号 <port no.>:ポート番号 |
The specified track-target does not exist. |
指定されたトラックは存在しません。 |
There is no operational port. |
実行可能なポートはありません。指定パラメータを確認してください。 |
[注意事項]
-
廃棄パケット数は,次の統計項目の合計値を表示します。
表22‒23 廃棄パケット数の算出に使用する統計項目 ポート
統計項目
送信
受信
イーサネット
Late collision
Excessive collisions
Carrier sense lost
Excessive deferral
Underrun
Underrun/Overrun
PE-NIF errors
PE-NIF discards
CRC errors
Alignment
Fragments
Jabber
Overrun
Underrun/Overrun
Symbol errors
Short frames
Long frames
PE-NIF errors
PE-NIF discards
-
次の場合,統計情報のカウンタ値はクリアされます。
-
PRUの再起動時
-
PRUのハードウェア障害時
-
PRUに対して,inactivate pruコマンドでinactive状態を指示した場合
-
PRUに対して,コンフィグレーションコマンドno power enableでdisable状態を指示した場合
-
NIFの再起動時
-
NIFのハードウェア障害時
-
NIFに対して,inactivate nifコマンドでinactive状態を指示したあとに,activate nifコマンドでinactive状態の解除を指示した場合
-
NIFに対して,コンフィグレーションコマンドno power enableでdisable状態指示したあとに,コンフィグレーションコマンドpower enableでdisable状態の解除を指示した場合
-
clear countersコマンド実行時
-
-
本コマンドの実行結果が表示されるのは,NIF状態がActive(運用中)のNIF配下の回線だけです。回線を収容するNIFの状態がActive(運用中)以外の場合は,コマンド実行結果は表示されません。