duplex
次のインタフェースを対象に,ポートの全二重/半二重を設定します。
-
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T
-
1000BASE-X
[入力形式]
- 情報の設定・変更
duplex {half | full |auto}
- 情報の削除
no duplex
[入力モード]
- (config-if)
-
イーサネットインタフェース
[パラメータ]
- {half | full |auto}
-
ポートの接続モードを半二重固定,全二重固定またはオートネゴシエーションに設定します。
回線種別に応じて,speedコマンドおよび本コマンドのパラメータを組み合わせて指定します。指定可能なパラメータの組み合わせを次の表に示します。指定可能なパラメータ以外を指定した場合,autoで動作します。
表16‒1 指定可能なパラメータ 回線種別
指定可能なパラメータ
speedコマンド
duplexコマンド
10BASE-T/
100BASE-TX/
1000BASE-T
10※1
100※1
half※2
full※1
auto
auto 10※1
auto 100※1
auto 1000
auto 10 100※1
auto 10 100 1000※1
auto
1000BASE-X
1000
full
auto
auto 1000
auto
- 注※1
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NIFがNLXG-6RSの場合は指定できません。
- 注※2
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NIFがNL1GA-12S,NLXG-6RS,およびNLXGA-12RSの場合は指定できません。
- half
-
ポートを半二重固定モードに設定します。
- full
-
ポートを全二重固定モードに設定します。
- auto
-
全二重/半二重をオートネゴシエーションで決定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
なし
[コマンド省略時の動作]
autoとなります。
[通信への影響]
運用中のポートに指定した場合,いったんポートがダウンし,一時的に通信が停止します。そのあとで再起動します。
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
なし
[関連コマンド]
speed