18.8.1 コンフィグレーションコマンド一覧
本装置のOSPF隣接ルータでOSPFリスタート機能を使用する場合,本装置にOSPFヘルパー機能を設定してください。
リスタート機能を使用する場合,OSPFのリスタート時間(graceful-restart restart-timeコマンドの設定値)を,系切替所要時間+LSA学習時間を超えるように設定してください。
グレースフル・リスタートのコンフィグレーションコマンド一覧を次の表に示します。
コマンド名 |
説明 |
---|---|
graceful-restart mode |
ヘルパー機能またはリスタート機能を設定します。 |
graceful-restart restart-time |
リスタート時間(ヘルパーとの再接続の許容時間)を設定します。 |
graceful-restart strict-lsa-checking |
ヘルパールータで,リスタートルータとの間でLSAデータベースが同期していない状況になった場合,グレースフル・リスタートを止めます。 |
max-metric router-lsa |
リスタートルータとしての経路学習に失敗した後,スタブルータとして動作します。 |
routing options graceful-restart time-limit※ |
経路を保留する時間の上限値を指定します。 |
- 注※
-
「コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3」 「13 ルーティングオプション」を参照してください。