コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3


ipv6 mld fast-leave

該当するインタフェースに対して,マルチキャストグループまたはソース離脱時(MLDv1ではMLDv1 Doneメッセージ,MLDv2ではMLDv2 Report(離脱要求)メッセージ受信時)にほかの受信者をチェックしないで,マルチキャストグループまたはソースを削除します。

[入力形式]

情報の設定
ipv6 mld fast-leave
情報の削除
no ipv6 mld fast-leave

[入力モード]

(config-if)

イーサネットインタフェース,ポートチャネルインタフェース,VLANインタフェース

(config-subif)

イーサネットサブインタフェース,ポートチャネルサブインタフェース

[パラメータ]

なし

[コマンド省略時の動作]

マルチキャストグループまたはソース離脱時(MLDv1ではMLDv1 Doneメッセージ,MLDv2ではMLDv2 Report(離脱要求)メッセージ受信時)に該当インタフェースでほかの受信者をチェックしてから,マルチキャストグループまたはソースを削除します。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに反映されます。

[注意事項]

  1. インタフェース上に1台の受信者が接続されているときに使用できます。複数台が接続されている場合は使用しないでください。

[関連コマンド]

ipv6 mld router