コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3


track-target-control-ip-down

インタフェースにトラッキング連携を設定し,指定したトラックの状態がDownになった場合,インタフェースを管理的ダウン状態にします。

[入力形式]

情報の設定・変更
track-target-control-ip-down <track name> [not]
情報の削除
no track-target-control-ip-down

[入力モード]

(config-if)

イーサネットインタフェース,ポートチャネルインタフェース,VLANインタフェース

(config-subif)

イーサネットサブインタフェース,ポートチャネルサブインタフェース

[パラメータ]

<track name>

トラッキング連携を実施する静的監視トラック名を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    31文字以内の名前を指定します。詳細は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。

not

代替連携を設定します。指定したトラックの状態がUpになった場合,インタフェースを管理的ダウン状態にします。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    指定したトラックの状態がDownになった場合,インタフェースを管理的ダウン状態にします。

  2. 値の設定範囲

    なし

[コマンド省略時の動作]

トラッキング連携を実施しません。

[通信への影響]

トラックの状態に基づきインタフェースが管理的ダウン状態になる場合,指定したインタフェースの通信が停止します。

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 運用コマンドshow track nameで,トラックの状態を確認したあとに,本コマンドを設定してください。

[関連コマンド]

track-target name