コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2


cc alarm-priority(IEEE802.1ag)

CCで検知する障害レベルを設定します。設定した障害レベル以上の障害が検知対象になります。

[入力形式]

情報の設定・変更
cc alarm-priority <priority>
情報の削除
no cc alarm-priority

[入力モード]

(config-ether-cfm)

[パラメータ]

<priority>

CCで検知対象となる最も低い障害レベルを指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    0〜5

    設定値に対応する障害内容を次の表に示します。

    表17‒1 設定値と障害内容

    設定値

    障害種別

    コマンドでの表示

    障害内容

    0

    none

    障害を検知しない

    1

    DefRDICCM

    RDI

    障害フラグがONのCCMを受信した

    2

    DefMACstatus

    PortState

    受信CCM内に,ポートまたはインタフェース状態がダウンの情報がある

    3

    DefRemoteCCM

    Timeout

    リモートMEPからのCCMがタイムアウトした

    4

    DefErrorCCM

    ErrorCCM

    MEPの構成エラーやCCM Interval不一致のCCMを受信した

    5

    DefXconCCM

    OtherCCM

    MAが異なるCCMを受信した

    (凡例)−:該当なし

[コマンド省略時の動作]

障害レベル2以上を検知します。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

なし

[関連コマンド]

cc enable