target ip
ICMP監視の対象IPv4アドレスを指定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
target ip <destination ipv4 address> [vrf <vrf id>] [source <ipv4 address>] [nexthop <ipv4 address>]
- 情報の削除
no target ip
[入力モード]
(config-track-target)
[パラメータ]
- <destination ipv4 address>
-
監視するアドレスを指定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
IPv4アドレスを指定します。ただし,次に示すアドレスは設定できません。
・127.0.0.0〜127.255.255.255
・クラスA,B,C以外のアドレス
-
- vrf <vrf id>
-
VRFを指定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
グローバルネットワークを監視対象とします。
-
値の設定範囲
VRF IDを指定します。
詳細は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
-
- source <ipv4 address>
-
ICMPv4 Echoパケットの送信元として使用するアドレスを指定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
ICMPv4 Echoパケットを送信するインタフェースのIPv4アドレスを使用します。
-
値の設定範囲
IPv4アドレスを指定します。ただし,次に示すアドレスは設定できません。
・127.0.0.0〜127.255.255.255
・クラスA,B,C以外のアドレス
-
- nexthop <ipv4 address>
-
ICMPv4 Echoパケット送信時のネクストホップアドレスを指定します。指定するネクストホップは,本装置が直接接続しているネットワーク上に存在する必要があります。
-
本パラメータ省略時の初期値
経路情報に従ってネクストホップを決定します。
-
値の設定範囲
IPv4アドレスを指定します。ただし,次に示すアドレスは設定できません。
・127.0.0.0〜127.255.255.255
・クラスA,B,C以外のアドレス
-
[コマンド省略時の動作]
なし
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
本コマンドの設定時に反映されます。
[注意事項]
-
本コマンドとtarget ipv6コマンドは,同時に設定できません。
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<destination ipv4 address>にブロードキャストアドレスを設定できますが,この場合,本トラック対象の状態はUpになりません。
-
監視を開始したあとに監視対象のアドレスを変更すると,変更前の監視状態を引き継ぎます。
[関連コマンド]
type interval failure detection recovery detection timeout