コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2


spanning-tree single cost

シングルスパニングツリーの該当ポートのパスコストを設定します。

[入力形式]

情報の設定・変更
spanning-tree single cost <cost>
情報の削除
no spanning-tree single cost

[入力モード]

(config-if)

イーサネットインタフェース,ポートチャネルインタフェース

[パラメータ]

<cost>

パスコスト値を設定します。コスト値が小さいほど,該当するフレームを転送するポートとして使用する可能性が高くなります。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    spanning-tree pathcost methodコマンドまたはspanning-tree single pathcost methodコマンドでshortを設定した場合

     1〜65535

    spanning-tree pathcost methodコマンドまたはspanning-tree single pathcost methodコマンドでlongを設定した場合

     1〜200000000

[コマンド省略時の動作]

spanning-tree single pathcost methodコマンドの設定に従って,パスコストを適用します。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. パスコスト値を変更することで,トポロジ変更が発生する場合があります。

[関連コマンド]

spanning-tree cost
spanning-tree pathcost method
spanning-tree single pathcost method