コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2


vlan-mac-prefix

VLANごとMACアドレスのプレフィックスを設定します。

VLANごとMACアドレスを使用する場合,本コマンドで指定した値に,VLANごとに自動で付けた番号を下位ビットに加えて,MACアドレスを生成します。

[入力形式]

情報の設定・変更
vlan-mac-prefix <mac> <mask>
情報の削除
no vlan-mac-prefix

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

<mac>

VLANごとMACアドレスのプレフィックスを指定します。

  1. 本パラメータの省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    マルチキャストMACアドレス(先頭バイトの最下位ビットが1のアドレス)以外のMACアドレス

<mask>

MACアドレスのマスクにする上位ビットのパターンを指定します。

  1. 本パラメータの省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    onであるビットが先頭から8〜32ビット連続したパターン

[コマンド省略時の動作]

装置MACアドレスを使用します。

[通信への影響]

MACアドレスを変更したVLANのIPインタフェースがいったんダウンし,通信が停止します。MACアドレス変更後,IPインタフェースがアップし,通信が再開します。

VLANの状態は変化しないため,レイヤ2通信には影響ありません。

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

なし

[関連コマンド]

vlan-mac